●11位:アトレティコ・マドリード(スペイン)

 UEFAチャンピオンズリーグ22/23シーズンが現地時間7日に開幕する。8月にリーグ戦は開幕しており、1日には欧州主要リーグの移籍期間が終了した。昨季王者レアル・マドリードの連覇を止めるチームは現れるか、リバプールが決勝で敗れた昨季の雪辱を果たすか。注目ポイントは枚挙にいとまがないが、補強を終えた各チームの戦力は気になるところだ。今回は、各チームの戦力を4項目(攻撃、守備、選手層、勝負強さ)に分けて数値化し、ランキング形式で紹介する。

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監督:ディエゴ・シメオネ
21/22リーグ戦成績:3位
21/22CL成績:ベスト8

 アトレティコ・マドリードに優勝の可能性があるかは非常に微妙なところだ。昨季はグループリーグで3敗を喫し、決勝トーナメントでは4試合で1得点に留まった。リーグ戦でも早々にレアルに突き放され、3位に入るのがやっとだった。また、財政状況が向かい風となり、ディエゴ・シメオネ体制12年目となる今季に向けての補強は控えめになっている。

 守備陣の顔触れはほとんど変わらないが、フリーで加入したアクセル・ヴィツェルを本職の中盤ではなく3バックの一角で起用している。さらに、セルヒオ・レギロンとナウエル・モリーナは手薄なウイングバックとして重宝されるだろう。派手ではないが、最低限の補強ポイントをおさえる形となった。

 一方で不安を残すのが攻撃陣だ。昨季はリーグ3位の65得点を挙げたが、ルイス・スアレスが退団している。復帰したアルバロ・モラタとジョアン・フェリックスを中心に、アントワーヌ・グリーズマンらの復調が必要不可欠だ。

 ヴィツェルが加わった守備陣とスアレスが去った攻撃陣をどうするのか。シメオネ監督の手腕が問われる。開幕前の段階では昨季の成績に並べるかどうかといったところだ。