レアル・マドリードのスペイン代表MFマルコ・アセンシオは、出場機会が得られない状況に激しく苛立つ様子をみせている。今後の動向に注目が集まることになりそうだ。

 マドリーとの契約が来年6月までの残り1年となったこともあり、夏の移籍市場でも移籍の噂が絶えなかったアセンシオ。プレミアリーグのビッグクラブなどからの関心が盛んに報じられたが、結局マドリーに残留することになった。

 だが今季は例年以上にポジション争いに苦戦し、ここまで公式戦の出場は合計わずか17分間。リーガエスパニョーラとチャンピオンズリーグで各1回ずつ、試合終盤に交代出場するのみにとどまっている。

 現地時間11日に行われたカディス戦でも、ベンチには入ったものの出場なし。カルロ・アンチェロッティ監督にウォームアップを指示されたあと、出場せずベンチに戻るよう命じられると、ビブスを投げ捨てボトルを蹴り飛ばすなど明らかに怒りを示した。

 アンチェロッティ監督は試合後の会見で、アセンシオの態度を咎めようとはしなかった。「彼が怒っているなら、気持ちは分かる。プレーしたいと思うのは普通のことだ」とコメントを述べている。

 いずれにしても今回の一件で、アセンシオは今後のマドリー退団の可能性がさらに高まったという見通しがスペインや英国メディアなどで伝えられている。契約を延長することはクラブも本人も考えてはおらず、クラブとしては移籍金を得るため1月に売却を試みるとも予想されている。