サッカー日本代表は23日、キリンチャレンジカップ2022でアメリカ合衆国代表と対戦する。ここでは、FIFAカタールワールドカップ・北中米カリブ予選におけるアメリカ代表の戦いを振り返る。

 2018年のロシアワールドカップ予選はまさかの敗退。2014年ブラジルワールドカップまで続いていたワールドカップ連続出場記録も6大会で途切れてしまった。その失敗から立ち上がるべく世代交代を進めてきたアメリカ代表は、カタールワールドカップの北中米カリブ予選に3次予選から登場した。

 簡単な道のりではなかった。初戦で格下のエルサルバドル代表とスコアレスドロー、2戦目もカナダ代表と1-1に終わり、2試合連続引き分けという厳しい滑り出しに。3戦目のホンジュラス代表戦で初勝利を挙げ、4戦目のジャマイカ代表戦も制して2連勝を飾ったが、5戦目でパナマ代表に0-1で敗れ、なかなか流れに乗れなかった。

 それでもコスタリカ代表やメキシコ代表といったワールドカップ出場を争うライバル国との戦いに連勝し、ふた回り目はしぶとく勝ち点を積み上げて3位でフィニッシュ。最終節でカタールワールドカップ本戦への自動出場権を獲得した。

 その最終節はプレーオフを争う4位のコスタリカ代表との直接対決で、アメリカ代表は0-2で敗れてしまった。この結果により両国は7勝4分3敗の勝ち点25で並んだが、最後は得失点差でアメリカ代表が上回って3位の座を確保した。そして、コスタリカ代表は大陸間プレーオフへと回った。

 カタールワールドカップの北中米カリブ予選でアメリカ代表のチーム内得点王となったのは、10番を背負うFWクリスティアン・プリシッチだった。チェルシーでも活躍するウィンガーは5得点を挙げ、予選全体の得点ランキングでも2位タイにつけた。

 今回の日本代表戦、そして11月に開幕するワールドカップ本大会でもプリシッチがアメリカ代表の攻撃の鍵を握る存在になるだろう。予選中に台頭した10代から20代前半の若手選手たちにも注目だ。