サッカー日本代表は27日、キリンチャレンジカップ2022でエクアドル代表と対戦する。

 現在のエクアドル代表を率いるのはグスタボ・アルファロ監督だ。アルゼンチン出身だが、現役時代に代表歴はなく30歳で引退して指導者の道に進んだ。現役引退後すぐの1992年に始まった監督キャリアは30年におよぶ。

 母国アルゼンチンではキルメス、サン・ロレンソ、ロサリオ・セントラル、ティグレ、ヒムナシア・ラ・プラタ、ウラカンなどを指揮してきた。2019/20シーズンにはボカ・ジュニオルスを1部リーグ優勝に導いた。

 エクアドル代表監督に就任したのは2020年8月のこと。同年10月から始まったカタールワールドカップの南米予選では、ホームゲームを中心に勝ち点を積み上げて4位フィニッシュを成し遂げた。2大会ぶりのワールドカップ出場を果たすにあたって、予選で敗れた5試合のうちホームゲームは1試合のみというのが、標高3000m近い本拠地で強いエクアドル代表の現状をよく反映していると言えるだろう。

 予選でサプライズを演じたエクアドル代表にとって、ワールドカップは4度目の出場になる。代表チームを率いるのが初めてのアルファロ監督にとっては、もちろん監督として臨む初めてのワールドカップ。2006年のドイツワールドカップからは4大会連続でコロンビアのテレビ局で解説者を務めてきたが、今回は監督としてピッチサイドに立つことができる。

 守備的な戦術の構築を得意とするアルゼンチン人指揮官は、チームを4大会ぶりの決勝トーナメント進出に導くことができるだろうか。南米予選で披露したような縦に速いアグレッシブな攻撃サッカーからワールドカップ仕様の戦いに転換していくのかにも注目が集まる。