●セネガル代表

 4年に1度の祭典、FIFAワールドカップカタール2022が開幕した。初の中東開催となったカタールW杯で優勝に輝くのはどのチームなのか。これまでの戦いを分析した上で、今大会の出場メンバーを反映した戦力を、4項目(攻撃・守備・選手層・勝負強さ)に分類して数値化。ランキング形式で紹介する。(情報は11月20日時点)
———————————————————————

戦力値ランキング:13位
監督:アリウ・シセ
予選成績:5勝1分0敗
FIFAランキング:18位
戦力値:79(攻撃18/守備22/選手層18/勝負強さ21)

 今年初頭のアフリカネーションズカップを制し、アフリカ最強との呼び声高いセネガル代表は、20年前の日韓ワールドカップで成し遂げたベスト8の壁に挑戦する。その躍進をキャプテンとして経験したアリウ・シセ監督率いる現在のチームは、強固な守備と鋭いカウンターを特徴としている。

 欧州最高峰でプレーする選手たちが各ポジションに並ぶ。アフリカ人初のFIFA年間最優秀GK賞に昨年輝いたエドゥアール・メンディに加え、カリドゥ・クリバリとアブドゥ・ディアロが並ぶ守備陣は鉄壁を誇る。2020年10月の親善試合(モロッコ代表戦)を最後に複数失点をしていないことがそれを証明している。

 ナンパリン・メンディ、イドリッサ・ゲイェ、シェイク・クヤテの中盤トリオは、プレミアリーグフリークならなじみの深い選手たちで、高いボール奪取能力と豊富な運動量で中盤を制する。GKも含め、守備能力の高い後ろ8人がこのチームの生命線となっている。

 攻撃はカウンター中心になるだけに、サディオ・マネの欠場によるダメージは大きい。もちろん、この絶対的エースの穴埋めをするのは簡単ではなく、イスマイラ・サールらに期待も負担ものしかかる。彼らが結果を出すことができれば、各大陸から難敵が集まるグループリーグでも、拮抗した展開に持ち込むことができるのではないだろうか。