サッカー日本代表は23日、カタールワールドカップのグループステージ初戦でドイツ代表と対戦する。

 ハンジ・フリック監督率いるドイツ代表は、主に[4-2-3-1]のフォーメーションで戦っている。ただ、長年「ストライカー不足」に悩まされ、現指揮官も明確な解決策を見つけられずにいるようだ。

 2000年代から2010年代前半にかけてのドイツ代表には、ミロスラフ・クローゼという得点源がいた。しかし、2006年ドイツワールドカップの得点王に輝いた偉大なFWが現役を退いてからは、後継者となりうる純粋なストライカータイプの選手が出てきていない。

 今年9月に行われたUEFAネーションズリーグのイングランド代表戦ではカイ・ハフェルツが、ハンガリー代表戦ではティモ・ヴェルナーが1トップに入ったが、2人とも本質は2列目のアタッカーだ。

 そこでフリック監督は11月のワールドカップに向けてドルトムント所属のユスファ・ムココと、ブレーメン所属のニクラス・フュルクルクを招集。カタールワールドカップ招集メンバーにもこの2人を選んで、FW不足という懸念を払拭しようと試みている。

 20日に18歳の誕生日を迎えたばかりでスピードやテクニックに秀でるムココと、188センチの長身を誇り今季のブンデスリーガで10得点を挙げているフュルクルクはドイツ代表を高みに導けるだろうか。

 ヴェルナーは負傷により欠場となってしまったが、攻撃陣にはハフェルツをはじめ、ジャマル・ムシアラやレロイ・ザネ、セルジュ・ニャブリ、ヨナス・ホフマン、トーマス・ミュラーなどスペシャルな能力を持つ実力者が揃う。

 ディフェンス陣では守護神マヌエル・ノイアーが健在。センターバックにはビルドアップ能力に長ける左利きのニコ・シュロッターベックが台頭している。中盤のダブルボランチにもマンチェスター・シティのイルカイ・ギュンドアン、バイエルン・ミュンヘンのヨシュア・キミッヒとレオン・ゴレツカといったワールドクラスの選手がいる。

 グループステージ敗退に終わった4年前の失敗を繰り返さないためにも、フリック監督が大事な初戦で日本代表相手にどんな先発メンバーを選んでくるか注目だ。

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