サッカー日本代表は23日、カタールワールドカップのグループステージ初戦でドイツ代表と対戦する。

 2大会前のワールドカップ王者は、今大会の欧州予選を2人の監督のもとで勝ち抜いてきた。2021年3月に行われた3連戦でスタートした予選では、初戦のアイスランド代表戦に3-0で快勝。続くルーマニア代表戦も1-0で制して2連勝を飾る。

 しかし、3戦目の北マケドニア代表戦に落とし穴があった。ドイツ代表は格下と見られた相手にホームで1-2の敗戦を喫してしまう。

 その後、夏のEURO2020がベスト16敗退に終わったタイミングでドイツ代表を15年にわたって率いたヨアヒム・レーヴ監督が退任した。

 カタールワールドカップの欧州予選が2021年9月に再開すると、ハンジ・フリック新監督のもとで7連勝を飾り、最終的にはグループJを首位で突破。無事に本大会出場権を確保することができた。

 フリック監督が就任して以降、ワールドカップの欧州予選から年が明けて3月に行われたイスラエル代表との国際親善試合まで8連勝。続くオランダ代表戦は引き分けたが、以降も6月シリーズまで13試合無敗を貫いた。

 現体制で初めて土がついたのは、9月24日に行われたUEFAネーションズリーグの第5節・ハンガリー代表戦だった。序盤に先制点を奪われたドイツ代表は、相手の堅守を崩しきれずホームで痛恨の0-1完封負け。この試合の結果によりグループ2位以下が確定し、優勝を決めるファイナル4進出も逃してしまった。

 新監督就任から13試合負けなしを貫いたドイツ代表だが、8連勝の後に4連続引き分けがあるなど、とりわけ2022年に入ってからは勝ちきれない試合が増えている。カタールワールドカップ前最後のテストマッチとなった今月16日のオマーン代表戦も、格下の相手に1-0の辛勝で、グループステージ開幕に向けて不安を残す内容になってしまった。

 1敗の後に7連勝していたワールドカップ欧州予選の対戦相手も、アルメニア代表やリヒテンシュタイン代表、ルーマニア代表など明らかな格下が多く、そうした相手との試合結果から現在の実力を正確に測るのは難しい。

 一方でUEFAネーションズリーグではイタリア代表やイングランド代表相手に引き分けた試合がある。列強国と互角以上に戦える力はありながら、勝ちきれていないのが、FIFAランキング11位という現状をよく反映していると言えるかもしれない。

 決して簡単な相手ではないが、日本代表にも付け入る隙はありそうだ。

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