●モロッコ代表

 4年に1度の祭典、FIFAワールドカップカタール2022が開幕した。初の中東開催となったカタールW杯で優勝に輝くのはどのチームなのか。これまでの戦いを分析した上で、今大会の出場メンバーを反映した戦力を、4項目(攻撃・守備・選手層・勝負強さ)に分類して数値化。ランキング形式で紹介する。(情報は11月20日時点)
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戦力値ランキング:23位
監督:ワリド・レグラギ
予選成績:6勝0分0敗
FIFAランキング:22位
戦力値:67(攻撃18/守備17/選手層16/勝負強さ15)

 モロッコ代表は2次予選を全勝で終え、1勝1分で最終予選を切り抜けて2大会連続のワールドカップ出場を決めている。アフリカ屈指のタレントを擁するが、ヴァイッド・ハリルホジッチ前監督はその強権ぶりが批判を呼び、4年前と同じようにワールドカップイヤーに解任されている。

 世界各地に散らばったモロッコにルーツを持つ選手たちがエンジのユニフォームを身にまとう。守護神ヤシン・ブヌ、アシュラフ・ハキミ、ロマン・サイス、ユスフ・エン=ネシリらトップレベルでプレーする選手も多い。そして9月には前指揮官が冷遇、追放していたハキム・ツィエク、ヌサイル・マズラウィが復帰し、単純な戦力としては確実にアップした。クロアチア代表、ベルギー代表とグループステージで対戦するが、打ち合いに持ち込めるだけの攻撃力を持つ。

 ネームバリューだけで見れば、強豪国に大きく劣るとは言えないくらいの戦力を持つ。しかし、それだけで勝てるわけではないのがサッカーの難しいところだ。ただ、ツィエクとマズラウィが復帰した影響は大きい。ただ、9月のパラグアイ代表戦のように、強固な守備を敷かれた相手に苦戦する可能性もある。