サッカー日本代表は27日、カタールワールドカップのグループステージ第2戦でコスタリカ代表と対戦する。

 第1戦はスペイン代表相手に7失点を喫して敗れたが、守護神に対する信頼は揺るがない。コスタリカ代表のGKケイラー・ナバスは、文字通り「最後の砦」だ。

 レアル・マドリード時代にUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で3度の優勝に貢献。ラ・リーガやUEFAスーパーカップ、FIFAクラブワールドカップなども含めて計12個のタイトルをもたらした世界最高峰のGKである。

 2019年夏からはパリ・サンジェルマン(PSG)に所属し、3年間で2度のリーグ・アン制覇を経験。30代半ばに差し掛かっても衰える様子は微塵もなく、トップレベルを維持している。

 最大の武器は驚異的な反射神経から繰り出すシュートストップだ。難しいシュートにも猫のように跳びつき、目にも留まらぬ速さのスーパーセーブでゴールの外へ弾き出す。コスタリカ代表で発揮する場面は少ないが、足もとの技術にも長け、ビルドアップにおける貢献度も高い。

 唯一の懸念はコンディションだろう。負傷の影響もあって今季序盤を欠場し、PSGではイタリア代表GKジャンルイジ・ドンナルンマに定位置を譲っている。クラブでの公式戦出場がゼロのままコスタリカ代表に合流した。

 スペイン代表戦で7失点を喫したショックは大きかったに違いない。百戦錬磨のベテラン守護神は、そこからしっかりと立ち直って日本代表戦を迎えられるだろうか。控えのGKエステバン・アルバラードらとは極めて大きな実力差があり、ナバスを外すような選択肢は考えられない。

 日本代表は、目の前に立ちはだかる世界トップクラスのGKの壁を越えていくことができるだろうか。