アイントラハト・フランクフルトに所属する26歳の日本代表MF鎌田大地が、同クラブとの契約を延長しないという見方が強まっている。ドイツ紙『キッカー』は、同選手がフランクフルトから提示された契約延長オファーを断り、今夏の契約満了後にフリーで退団する可能性が高いと報じた。
鎌田は今季、フランクフルトで公式戦22試合に出場し12得点4アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)では、トッテナム戦で自身初のCL初ゴールを決めた後、マルセイユ戦とスポルティングCP戦でもゴールを決めて、3試合連続ゴールをマークしている。その活躍を受けて、ドルトムントなど欧州各国のチームから熱い視線を注がれていた。
同紙によると、鎌田は今年の6月末でフランクフルトとの契約が終了するという。フランクフルトは鎌田に契約延長オファーを提示しているが、鎌田はそれを断って、今夏の契約満了後にフリーで退団する可能性が高いとのこと。鎌田だけでなく、エヴァン・ヌディカなど複数の選手の去就が不透明であり、同紙は「夏になると、フランクフルトが大動乱の脅威にさらされる」と伝えている。