アイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地に対し、複数のクラブが関心を示している。その中でも、特にミランへ移籍する可能性が高くなっており、本人もミラン行きに前向きなようだ。イタリア紙『ジャンルカ・ディ・マルツィオ』が報じている。

 鎌田は今季公式戦44試合に出場し15得点6アシストを記録している。フランクフルトと契約延長しないことを決断したため、今年6月に契約満了で退団する際には、フリーで他クラブへ移籍することが可能だ。そのため、ドルトムントやポルトガル1部のベンフィカなど、複数のクラブが同選手に関心を示している。

 同紙によると、鎌田はミランでのプレーを望んでいるが、ミランは鎌田を獲得するかどうか検討中であり、他クラブとの激しい争奪戦があるため「数日以内に決断する」と報じた。同紙は鎌田について「彼は攻撃的ミッドフィールダーだが、イスマエル・ベナセルと同じポジションを務めることができ、ミランの指揮官もその観点から鎌田を評価するだろう」と伝えている。