●MF:パウリーニョ(元ブラジル代表/現コリンチャンス)

 色々なクラブでプレーするサッカー選手にとって、新天地に上手く馴染めず、サポーターから大きな批判を受けることは往々にしてある。その理由は移籍金、年齢、プレースタイルなど様々だ。今回は圧倒的なパフォーマンスでサポーターから「手のひら返し」を受けた選手、すなわち賞賛される選手へと変貌を遂げた実力者を紹介する。※スタッツや移籍情報等は27日時点の『transfermarkt』を参照

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生年月日:1988年7月25日
所属クラブ:バルセロナ(スペイン)
在籍期間:2017年8月14日〜2019年1月1日

 バルセロナの中盤と言えば、セルヒオ・ブスケツを始めとする技巧派MFを思い浮かべる人が多いだろう。そのようなステレオタイプに抗い、メディアやサポーターから「手のひら返し」の賞賛を受けたのがMFパウリーニョだ。

 広州恒大(中国)でプレーしていたパウリーニョは、2017年にバルセロナへ完全移籍することを決断する。だが、中国からの移籍であったこと、過去に欧州で十分な活躍を残せていなかったこと、そして移籍金がクラブ歴代4位(当時)となる4000万ユーロ(約52億円)であったこと、など様々な理由でサポーターたちはこの移籍に懐疑的な見方をしていた。それに加えて、同選手は筋骨隆々の出立ちで、その持ち味は豊富な運動量と力強いタックル。バルサのスタイルに合わないのでは、という声が出るのも無理はない。

 だが、パウリーニョはその持ち味を発揮しながら、バルサのサッカーに溶け込み、存在感を放っていった。入団会見で「チームメイトを助けるためだったら、どんなことだってする。自分にできる限りの全てを出す」(クラブ公式)と話したように、無尽蔵のスタミナと献身的な動きで味方選手のプレーをサポート。得点力も高く、ストライカーのようにゴール前まで駆け上がってゴールを決めることもあった。

 最終的にバルセロナでは公式戦49試合に出場し、9ゴール3アシストをマーク。異質な存在へのサポーターたちの懸念は、意外にも杞憂に終わった。

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