中国テンセント会長のポニー・マー(馬化腾)がアジアで一番の富豪になった。マーはフォーブスのビリオネアランキングで、これまでアリババのジャック・マーに次いで2位だったが、今回初めて中国で最も裕福な人物となった。

これはテンセントの株価の上昇によるもの。8月7日、香港株式市場に上場するテンセントの株価は2.95%上昇し、マーの資産額は10億ドル近い上昇となり、彼の推定資産額は362億ドル(約4兆円)に達した。対するアリババのジャック・マーの資産額は現在、356億ドルとなっている。

テンセントとアリババの躍進を支えるのは、世界最大のインターネット利用者数を誇る中国でのオンラインサービスの爆発的成長だ。アリババがニューヨーク証券取引所に上場し、ジャック・マーが外交的なキャラクターで海外メディアにも頻繁に登場するのに対し、テンセントのポニー・マーはエンジニア出身であまり表に出ない人物として知られている。

テンセントはSNSのWeChatをはじめゲームや決済サービス等、様々なインターネットサービスを運営している。

ポニー・マーは世界の富豪ランキングでは現在、18番目に裕福な人物となった。19位はインド最大の民間企業であるリライアンス・インダストリーズ会長のムケシュ・アンバニ、20位がアリババのジャック・マー、21位が香港最大の企業集団、長江実業グループ創設者の李嘉誠(り・かせい)となっている。

しかし、ポニー・マーと李嘉誠の資産額の開きはわずか13億ドルとなっており、上記の4名のアジアの富豪たちの順位は、数日間か数週間のうちには再び入れ替わる可能性も高い。

Russell Flannery