仮想通貨の中で最も時価総額が高いビットコインについて、米国の消費者はどのような考えをもっているのだろうか?アンケート調査の結果、購入に関心を持つ人は半数を超え、信頼度においても証券取引との差をかなり縮めていることが分かった。

調査会社トルーナが米国で12月12日から約1週間にわたって実施したアンケート調査の結果を分析したところ、回答者およそ2000人のうち、「ビットコインを知っている」と答えた人は44.87%だった。さらに、ビットコインへの投資額は「1000ドル(約11万3000円)まで」と考えている人が大半であることなどが分かった。

具体的な質問と主な回は、以下のとおりだ(かっこ内はそれぞれの質問への回答者数)。

1. ビットコインを所有している?(900人)

・所有している─ 26.33%
・所有していないが、購入する予定─ 24.89%
・所有しておらず、購入する予定もない─ 42.33%

2. 投資対象として魅力的な理由は? (519人)

・匿名通貨である─ 56.26%
・国際的に通用─ 68.02%
・仮想通貨である─ 63.97%
・送金/使用の際の利便性─ 42.2%

3. 投資するにあたって心配なことは?(519人)

・匿名通貨である─ 45.86%
・消失の危険性が高い─ 44.32%
・規制されていない─ 44.32%
・税制上の扱いが不明瞭─ 30.44%

4. いくらまで投資したい?(519人)

・0〜1000ドル─ 42%
・1001〜5000ドル─ 21%
・10001〜50000ドル─ 10.02%
・10万ドル以上─ 8.29%

5. どちらをより信頼している?(900人)

・ビットコイン─ 42.89%
・証券取引─ 57.11%

回答者数や調査期間から、これらの結果の精度を疑問視する人もいるかもしれない。だが、データからは少なくとも、最近の米国の消費者動向を概観することができる。調査には常にその規模について、疑問がつきまとうものだ。

また、信頼度に関する質問については、回答者がもともと株式や債券など、どのような資産の種類を投資対象として好むのかといった点を考慮していないため、曖昧な結果だとして疑問を呈する人もいるかもしれない。

回答者は69.96%が女性だった。年齢は18〜34歳、33〜54歳、55歳以上の3グループがほぼ均等の割合となっている。

Roger Aitken