モラハラ夫やマザコン夫の背景には、そんな男性に育ててしまった姑の存在があることも少なくありません。そして、結婚してもなお姑の存在は大きいものです。というわけで今回はモンスター姑とモラハラ夫に悩まされたエピソードを筆者の友人に聞きました。

子離れできていないモンスター姑×モラハラ夫

友人のA子の夫はモラハラ気質で、さらにマザコンです。
自分は家事育児を一切しないくせに、いつもA子と姑を比べては「うちの母さんは忙しくてもちゃんとしてたのに」「ちょっとはうちの母さんを見習えば?」と文句を言ってきます。

姑は姑で子離れできていないので頻繁にA子の家にやってきては「息子は仕事が大変なんだから家のことはA子さんがしっかりね」と口出ししてくるため、A子は長年「本当にこの親子は……! (怒)」と苛立ちを募らせていました。

「もう2人で仲良く暮らせば?!」→夫は驚きの行動に!

ある日、A子が体調不良で食事を作れなかった日に仕方なくスーパーで買った惣菜を食卓に並べると、案の定マザコンの夫は姑を引き合いに出して「あ〜ぁ、母さんの料理が食べたいわ〜」と言ってきました。

体調不良の妻を労わることもしない夫の態度に、ついにA子はブチキレ!

「じゃあもうお義母さんと2人で仲良く暮らせば?!」と怒りをぶつけました。
夫はA子の剣幕に驚きつつも、なんと本当に姑の住む義実家へと向かい、居候を始めてしまいました。

10年ぶりの2人暮らしは想像とは違い……

姑は「やっぱりA子さんじゃダメなのね! 私がお世話してあげる♡」とウキウキ。
夫は「やっぱり母さんが1番!」と嬉しそう。
順調に始まったように見えた居候生活でしたが……

実際には、姑と夫が一緒に暮らすのは10年ぶり。
高齢の姑には夫の世話は負担が大きく、数日で「身体が言うことを聞かない」と音を上げました。

夫は夫で、A子より料理が下手で細かい気遣いもない姑との生活がだんだん苦痛に。
その結果、夫はA子に「やっぱり居候はやめて家に帰る」と言い出しました。

す、すみませんでした(涙)

しかしA子は「もう帰ってこなくていいよ。あなたが家にいないほうが私も楽だし」と冷たく返答。

夫はA子が心底怒っていることにやっと気付き、慌ててA子に謝罪しました。

そして、今後は家事も育児もしっかり分担すること、いちいちA子と姑と比べないことを条件に、なんとか家に戻らせてもらったそうです。

まとめ

親は大切にしなければなりませんが、自分の家庭を蔑ろにしては元も子もありませんよね。
ましてや姑を引き合いに出して妻を蔑んでは、「帰ってこなくていい」と言われても仕方ありません。
A子の夫も姑も、これを機に反省して態度を改めてくれるといいのですが……。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:藍沢ゆきの