母親思いの男性は好印象ですが、行き過ぎると厄介なもの。知人のA子の夫はマザコンで、母親にいい顔をするため妻に負担を強いてきました。A子がキレて拒否すると、思わぬ展開が待っていたのです。A子から聞いてニンマリした話をご紹介します。

家事サポートを要請してきた夫

A子は夫のB男から「母さんがケガをしたから、家事のサポートをしてきてほしい」と頼まれました。
A子夫婦は共働きで、小学生の子どももいます。「お義母さんには申し訳ないけど、体力的にも時間的にも無理! 家事が難しいようなら代行サービスを利用したら?」と提案しました。
ところが、B男はこの提案に激怒! 「冷たい嫁だな! 母さんがかわいそうだと思わないのか!」と罵られてしまいました。

そこまで言うなら自分でやれ!

A子は「うちの家事はどうするの?」と聞くと「A子がやればいい」と言うB男。
「子どもの面倒は?」という問いにも「A子がやればいい。自分も手伝ってるから問題ない」と答えます。
手伝うと言っても、B男の気が向いたときにやりたいことをやるだけです。

「母さんのケガが治るまで、“ちょっと”家事をやればいい」と軽く言い放つB男に、A子はぶち切れ!
「そこまで言うなら自分でやってこい!」とB男を義実家に送り込みました。

夫は戦力外!

ところがB男は家事が全くできません。“ちょっと”の家事すらできないのです。
義実家に家事のサポートをしに行ったはずなのに、はっきり言って戦力外。それどころか、家事の負担を増やしてしまったのです。

掃除は「汚れていない」とやろうとせず、洗濯機の使い方も知りません。
料理は一切できず、ケガをしている義母に作らせた挙句に食べたあとの食器洗いすらしませんでした。
B男は完全に足手まとい。2日後には「お願いだから帰ってくれ」と、義実家から追い出されました。

事態を重く見た義両親は、ある行動に

母親から「こんな息子でA子さんに申し訳ない」と嘆かれ、父親からは「家事が苦手な自分よりもひどい」とボロクソに言われてしまったB男。
義両親は息子の家事能力の低さに責任を感じたようで、B男を強制的に家事教室に通わせることにしました。

「お前はお殿様か?」「お前の幸せはA子さんの我慢の上に成り立っているんだ」「このままだと妻子に捨てられるぞ」と実の親からさんざん脅されたB男は、凹みながら家事教室に通うことに。
その結果、少しずつ家事を行うようになりました。
こんなにうまくいくとは、とA子は驚いているようです。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:江田 愉子