各家庭にはそれぞれの価値観があります。異なる家庭で育ってきた2人が夫婦として生活するのも大変なのに、義実家の価値観が受け入れがたいものだったら、あなたはどうしますか? これは筆者の友人・J子から聞いた義実家との旅行のエピソードです。

従妹の結婚式

私は夫と息子の3人暮らし。夫の地元へ移住して、義実家の近くに住んでいます。
私たちが結婚して3年が経った頃、夫の従妹が結婚することになりました。
結婚式は、お相手の故郷である沖縄で行うとのことで、義両親が招待されたのです。

私の義両親は、見栄っ張りなところがあります。
結婚式への出席は、新婦の叔父・叔母である義両親だけで良いのに、何を自慢したいのか「みんなで行こう!」と言い出しました。

夫曰く、子どもの頃に何度か遊んだきりで、最近は連絡も取り合っていなかった従妹とのこと。「私たちは出席しなくていいんじゃないか」と進言したのですが、私たち家族と義姉家族、総勢10人で行くことを勝手に決め、「沖縄旅行を楽しみましょう!」と張り切っていました。

空港ロビーで

出発日当日、私たちが空港へ到着するとそこには信じられない光景が……。何と姑が8等分くらいに切った大きなスイカをフリーザーバッグに入れて持ち、待っていたのです。

私たちの到着を知ると、小さな孫たちに「食べなさい、美味しいわよ!」とフリーザーバッグから出したスイカを食べさせようとしました。

孫を喜ばせたかった気持ちはわかりますが、ここは多くの人が行き交う空港のロビーです。
私は面食らって「こんなロビーの真ん中で、汁や種の出るスイカを食べさせることはできません。周りに迷惑になりますよ。」と丁重にお断りしたのですが、姑は不思議そうな顔。
公共の場でこんなことをする人がいるんだと衝撃を受けました。

価値観の違い

今回の沖縄行きは2泊3日の行程でした。
たった3日間で、私は姑との価値観の違いを何度も痛感させられました。

・ホテルのアメニティを全部持って帰ると宣言していた
・披露宴の料理が余っていたら「タッパにいれて持ち帰ります」と言い出した
・ホテルの朝食ビュッフェで食べきれないほどの料理を机に並べて残していた
・お土産店であり得ない金額に値切ろうとしていた

旅行慣れしていないわけではないのに、あまりにも非常識なことを繰り返す姑……。節約したいという気持ちはわかりますが、私は一緒にいることが恥ずかしくなりました。

絶対に……

姑と旅行へ行く機会はあまりないのですが、もう二度と一緒に行くのはご免です。
常識と非常識のはざまなのかもしれませんが……それでもあまりにも価値観の違う姑とは、分かり合えない気がしています。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:RIE.K