世の中には、持ち前のテクニックで寵愛を得るタイプの女性がいます。しかし、うっかり本性を見せてしまったものなら、一瞬で全てを失ってしまうことでしょう。今回は、筆者の前の職場であったエピソードをお届けします!

職場のアイドル的存在なMちゃん

前の職場に、Mちゃんという同期社員がいました。彼女は特別、美人というわけではありませんでしたが、非常にコミュ力が高くて人気者でした。
職場には他にも何人もの女子社員がいましたが、Mちゃんが1番、男性社員たちからチヤホヤされているのは明白。特に、30代後半の課長はMちゃんのことを特別扱いしていました。ちなみに課長には、奥さんも子どももいます。
他の社員は名字読みなのに対し、課長はMちゃんだけは呼び捨てで呼んだり、いつもなにかとMちゃんの要望を優先してシフト作りをしていました。
Mちゃんもまた、課長にこまめに手作りお菓子を差し入れしたり、LINEで相談をしていたようでした。
「課長って、すっごく頼りになりますね!」こんな風に、頼られることが課長にとっては快感のようです。

でも、女子ウケはイマイチ...

男受けは抜群のMちゃんでしたが、実は筆者も含めて、女子社員たちからの評判はあまり良くなかったんです。
Mちゃんは何かとルーズな面があり、人からお金や物を借りておいて、返さないという事がちょくちょくあったのです。また、彼女は遅刻常習者でもありました。
こういうことがある度に注意を受けるMちゃんでしたが、彼女は全く反省しませんでした。それどころか、「そんなに、怒らなくても...」と言って、泣き出してしまうのがお決まりのパターンです。
そしてそれを、課長が発見して「そんなに強く責めるなよ」と私たちが悪者扱いされてしまうということが度々ありました。
こうなると、私たちもそれ以上は強く言えなくなってしまい、結局はいつもMちゃんの思惑通りに物事が進んでしまうのでした。

酔っぱらってLINE誤爆!

そんな風に、課長のお気に入りとなったMちゃんは悠々自適に社会人ライフを送っていましたが、それを自ら手放すととなってしまいました。
仕事が終わり、自宅でリラックスタイムを楽しんでいたMちゃん。彼女は気持ち良く酔っぱらって、職場の友人に送るハズのLINEを間違えて課長に送ってしまったのです!しかも、運の悪いことに、それは課長の悪口LINEでした。内容はこうです。
「課長って優しいんですねとか、語尾にハートを付けるだけで課長はデレデレになるし、扱いやすいよ!ちなみに、課長に手作りって言っている菓子も全部、本当は既製品だからw」
誤爆した直後に、それに気が付いて慌てて送信取り消しを行うMちゃんでしたが、時すでに遅し。課長はそのLINEを読んでいたのです。

課長の塩対応に耐えきれなくなり自主退職

翌日、何事もなかったかのようにハニースマイルで課長に話しかけるMちゃんでしたが、課長はそれに対して塩対応です。今までは、Mちゃんを可愛がっていた課長ですが、彼女の本性を知り、もう相手にしません。
また、Mちゃんの誤爆LINEの話が社内でも広まってしまったようで、他の男性社員もMちゃんと一線を置くようになりました。
これに耐えきれなくなったMちゃんは、その後すぐに会社を辞めました。
自己イメージを創り上げることは時間を要しますが、それを壊してしまうのは一瞬ですね。

ftnコラムニスト:六条京子