どんどん成長する子供。新しい服を買ってもすぐに着られなくなってしまいますよね。お下がりを誰かが着てくれたらゴミにならないし地球にやさしい、喜んでくれるのならうれしいと思い、A子にお下がりを渡していたB子。まさかこんなことになるなんて! 友人から聞いたクレクレママの話です。

何でも欲しがるママ友A子

友人のママ友A子は何でも欲しがるちょっと面倒なところがあります。A子はお金持ちのママ友B子の子のお下がりをねだるために、頻繁にB子の家に通っているのです。

しかし、B子の子は男の子、A子の子は女の子。B子はA子が何でもいいというのでお下がりをあげているとのこと。確かにA子の娘はサッカーのユニフォームや短パンなど、男の子がよく着る服を着ています。ボーイッシュで活発なA子の娘に似合っていて、とってもかわいいです。でも、サッカーボールや車のおもちゃには興味がないようで……。

ある日、友人はA子と2人でB子の家に遊びに行きました。ママ友トークが始まるや否や、A子がB子に向かってこう言いました。

お人形が欲しいんだけどなー!

「うちの娘ちゃん、お人形が欲しいっていうのよ」
「B子の息子くんって、もしかしたら本当はお人形とか好きなんじゃないかしら?」
「男の子でも人形好きって子がいると思うんだよね」

見かねた友人がA子に「フリマサイトとか安いよ、買ってあげたら?」というと、A子は、

「だって、今金欠だし。ねぇねぇB子の息子ちゃん、きっとお人形遊びやりたいって言うと思うよ」
「あ、そうそう。ついでにフリルのワンピースもきっと似合うと思うよ」

さすがにないわ

必死に誘導するA子。A子はB子のお下がりにはブランド品が多く、使用感が少ないところが気に入っているようでした。B子は呆れてA子にこう言いました。

B子「さすがに人形はないわ」
A子「え! やだ、ちょっと、誤解しないで。B子の息子ちゃんがかわいいっていう話を……」
黙り込んでしまったB子に、A子は「ごめん、ちょっと言ってみただけ。本気じゃないってばー」と言って笑いました。

その後、B子は「せびられるのなら、人にあげるのやめたほうがいいのかな」と悩んでしまいました。友人は「うちはすごく助かったし、うちの子も喜んでいたよ」と言って、B子を励ましました。強欲なA子にしばらく近づかないようにしようと思った出来事でした。

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ltnライター:鈴木まさ美