30歳目前で、エリート会社員のハイスペック夫と結婚したCさん。彼の年収はなんと1000万円!
しかし、煌びやかな新婚生活を夢見るCさんを待ち受けていたのは、残酷な現実でした。

年収1000万円の理由、転勤族の夫

結婚後、なんと夫が転勤族であることが判明。
「まあ、年収1000万円も貰っているし、多少の不自由は許容範囲。」と、最初はCさんもあまり気にしていなかったようですが、次第に夫について全国を転々とする生活に不自由を感じるようになったのだそうです。

見知らぬ土地で友人もできず、一人孤独に過ごす毎日

仲の良い友人ができたかと思えば、夫の仕事の都合ですぐに転勤。
数ヶ月に一度のペースで転勤を繰り返していたため、Cさんは定職に就くことも難しく。
次第に、外出することの少なくなっていったCさんは、見知らぬ土地で友人もできずに、一人家で過ごすことが多くなっていたのだとか。

夫は会社の人たちとの交流で充実、噛み合わない生活リズム

毎日を一人でドラマや映画を見ながら過ごすCさん。そんなCさんに対して夫は、毎晩会社の人たちと飲み歩き、とても楽しそう。とはいえ、夫に文句を言うのも何か違う気がする。Cさんは不満を抱えたまま、毎日一人で食事をとり、帰宅が遅く、朝は早い夫とは次第に会話をすることも減っていってしまったのだそう。

結婚から一年半で離婚、転勤族の妻の実態

結局、転勤族の夫とは結婚して一年半で離婚してしまったCさん。
理由が理由なだけに、Cさんから離婚の話を持ち出すのもかなり躊躇ったそうですが、どうやら、夫もCさんの不満には薄々と気付いていたようでした。
離婚の手続きは滞りなく進み、その際に、夫からは何度も謝られたのだそう。
加えて、夫が転勤族ということで定職に就くことができずに、貯蓄もほとんどなかったCさんに、夫は自身の資産の半分以上を譲渡したのだとか。

いかがだったでしょうか。
離婚の際、とくに揉めることのなかったという二人。そこには、最大限の夫側の誠意が見られたからというのが大きな理由なのでしょうね。

ftnコラムニスト:翠夏