どんな場面だとしても、同じ空間にいるのに仲間に入れてもらえないと、悲しいものですよね。
今回は、私の友人Iさんから聞いた、姑に仲間外れにされた!? 旦那さんがスカッと一喝してくれたエピソードを紹介します。

敵意むき出しの姑。 「息子が大切!! 奪った嫁は敵!!」

Iさんは、姑との仲があまりよくありません。

というのも、姑は旦那さん(姑の息子)を可愛がっているため
「可愛い息子をとられた!!」
と思っているようです。

とっくに成人しているというのに……。

親にとっては、まだまだ子どもだ、ということなのかもしれません。
その気持ちも理解できるので、Iさんは我慢をしていました。

「旦那を大切に思っている証拠」
そう思うようにしていたのです。

義実家に帰省をすると、高級寿司が……!! 「あんたには、出し巻きたまごをあげるわ(笑)」

あるとき、Iさんと旦那さんは、揃って義実家にいくことになりました。
遠方のため、義実家に1泊する予定の2人。

久々に帰ってきた息子(旦那さん)をみた姑は、大はしゃぎです。

「お寿司の出前を頼んでおいたからね!!」
といいながら、旦那さんに声をかけていました。

Iさんのことは、無視……。

まぁ、いつものことだからね。
いいんだけどね。

少し悲しい気持ちになりながら、リビングへと向かいました。
リビングに用意されていたのは、出前をとったという、お寿司。
地元で評判の、高級寿司店の出前です。

みるからにおいしそう……!!

しかし、姑はIさんの顔をみると、にっこりと笑顔を向けました。
そして
「Iさんには、だし巻きたまごをあげるわ」
といい、お寿司を遠ざけられてしまったのです。

それに気づいた旦那さん。
「俺の、あげるよ」
といって、Iさんに差し出してくれました。

それなのに姑は
「あら、いらないお寿司があるなら、私にちょうだい」
といって、ことごとく妨害してきたのです……!!

せっかくの高級寿司……!!
食べたかったのに!!!

仲間外れにされたIさんは、悔しさでいっぱいになりました。

食べきれなかった高級寿司をみて、旦那がスカッと一喝!!

その翌日。
起きて支度をしたIさんは、リビングへと向かいました。

そこにいたのは、姑。
昨日、食べきれなかった高級寿司を、朝ご飯にしていたのです。

朝から高級寿司?
贅沢ですこと……!!!

すると、Iさんの後ろから、旦那さんが顔を覗かせました。
お寿司を食べていた姑をみて、大きなため息。

「母さんさ、食べきれないくせに独り占めして、Iちゃんにも食べさせないなんて、みっともないと思わないわけ?」

旦那さんが、グサッとひと言!!
Iさんを庇ってくれました。

指摘された姑は拗ねて、ふんっとそっぽを向いてしまいました。

しかし、家に帰る途中で、お寿司屋さんに連れていってくれた、旦那さん。

Iさんも
「おいしいお寿司だったから、機嫌が直ったわ!!」
といいました。

まとめ

自分の子どもが可愛いからといっても、意地悪をするのはよくないことです。
姑さんとは程よい距離を置いて、平穏な日常を過ごせるようにしましょう。

ftnコラムニスト:haru