日本テレビ系「ヒルナンデス!」を9月いっぱいで卒業する同局の水ト麻美アナウンサー(30)が、10月からは「スッキリ!!」のMCを務めることになった。朝の情報番組は激戦区。視聴率回復のてこ入れなわけだが、この参戦が情報番組の勢力図にちょっとした波乱を呼びそうなのだ。

 女子アナらしからぬ食べっぷりとぽっちゃり体型で、オリコンの「好きな女性アナウンサーランキング」でも4年連続1位に輝くなど、最強女子アナである水卜アナ。

 現在、朝の情報番組は、朝ドラの流れを受けてコンスタントに10%台をたたき出すNHKの「あさイチ」を、「スッキリ!!」やフジテレビ系「とくダネ!」が追う状況。しかし最近は、「スッキリ!!」は勢いをなくし、羽鳥慎一アナ(46)のテレビ朝日系「モーニングショー」が急追している。

 「『スッキリ!!』は昨年春に、お笑いコンビ、ハリセンボンの近藤春菜をMCに加えるなどリニューアルしたが、それがうまく視聴者にはまっていないようなのです」と放送関係者。

 そこで水卜アナの投入というわけで、「水卜アナは、自身が持っているという『潜在視聴率』が10%前後あるとみられており、局の女子アナとしては最高ランクに位置している。好感度も高く、主婦層にも受けがいい。『スッキリ!!』に参戦すれば、ある程度の効果は見込めるでしょう」と前出の放送関係者。

 まさに最強のてこ入れなわけだが、昼の情報番組戦線にも大きな影響を与えそうなのだ。

 「昼は、TBS系『ひるおび!』が5年連続で同時間帯の視聴率トップを達成するなど、1強に『ヒルナンデス!』が追随するという時代が続いていました。ところが最近、『ひるおび!』の視聴率が下がりつつあります」とテレビ誌編集者。

 報道が偏向しているとの指摘もあり、「ひるおび!」は“向かい風”の状態。これに対して、フジテレビ系の『バイキング』は討論スタイルに変えてから視聴率を上げており、先月には最高タイとなる8・0%を記録するなど上り調子だ。

 こうした状況を踏まえて、先のテレビ誌編集者は「戦いが熾烈を極めている中で、『ヒルナンデス!』は水卜アナを手放すことになり、視聴率ダウンは避けられない。うまくいけば『バイキング』が一人勝ちする可能性もある」と見込む。

 新たな戦いの火ぶたが切って落とされる。