韓国で来年2月に開幕する平昌(ピョンチャン)五輪は、国際オリンピック委員会(IOC)によるロシア選手団の除外決定で打撃が避けられなくなった。北朝鮮が参加を表明しないことで、大会期間中の軍事的挑発を不安視する声もあり、文在寅(ムン・ジェイン)政権は、焦りに焦りまくっている。

 個人資格での参加はOKになったが、国家としてロシアが参加できなくなった衝撃は大きい。北米プロアイスホッケーNHLが所属選手らの不参加を表明したことに続き、興行面で「大きな悪材料」となるからだ。

 韓国国民の関心が高まらず、低調だった入場券販売も先月、聖火リレーが韓国で始まったこともあり、ようやく目標の50%を超えた矢先のことだった。

 五輪に国の威信をかける文政権は、北に再三、参加を呼びかけたが、金正恩キム・ジョンウン)政権は明確な態度を示さず、出場枠を獲得していたフィギュアスケートのペアについても期限内に出場意思を通達しなかったと伝えられた。

 北が先月末に新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)を発射し、欧州の選手を中心に大会期間中の安全を不安視する声も再燃。韓国に強烈なブリザードが吹き付けている。