先行きの見えない日々が続き、ふと気づくと増えている、親を、わが子のことを思う時間。「負担になりたくない」という遠慮から、「踏み込まれたくない」という不満まで、年齢を重ねた者同士、適度な間合いを見つけたいもの。 離れている分だけ心配したり、近くにいるから煩わしく思ったり。親子だけに伝えにくい、感謝の気持ちからイライラまで。読者のホンネを集めました(イラスト:岡田里)

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【親のホンネ】

親から子へ、口には出さないけれど思っている。不満な気持ちから感謝まで、本音をのぞいてみると…。

●収入のない長女一家と同居して4年。
私と夫のわずかな年金だけが頼りのはずなのに、病のせいか、きつい言葉で言い返される。親の威厳を保てないことが情けない。

(78歳・主婦)

●毎朝メール、夕方には毎日電話、週に1回は一緒に昼食を食べてくれる娘に感謝しています。

(84歳・年金受給中)

●お嫁さんがいるとき、息子に気兼ねなく話すことは難しい。

(61歳・主婦)

●男を見る目がない娘よ。はやく結婚してほしい。
このまま同居を続けるのは疲れます。

(73歳・年金受給中)

●私が20代のころは、貯金、結婚、出産、マイホーム……と将来設計を真剣に考えた。
親を頼ればいいと考えている娘に何も言えず、しんどい。

(56歳・パート)

●次男はいつも突然やってきます。
私にも予定があるのに、なぜ事前に1本、電話をくれないのでしょう?

(67歳・主婦)

●息子に運転を頼んだら「タクシー代わりに使わないで」と怒られた。
妻に「お母さんの言うことは、何でも聞く」と言われたのが響いているらしい。

(66歳・パート)