保護猫きょうだいとの暮らしぶりをツイッターやブログなどで発信している藤あや子さん。「(2匹は)ペットではなく、家族」と言う藤さんが心配なのは、今後のこと。さまざまな疑問について獣医師の片川優子さんに聞きました(構成=内山靖子)

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キャリーや病院通いに慣れさせよう

藤 2019年7月から、保護猫のきょうだい、マル(男の子)とオレオ(女の子)と暮らしています。2匹とも、この6月で3歳に。今はやんちゃ盛りで元気いっぱいなんですが、この先もずっと健康で過ごしてもらうためにはどんなことに気をつけたらいいのか、今日は、ぜひ教えていただければと。

片川 猫ちゃんを飼うのは初めてですか?

藤 いえ、以前、アメリカンショートヘアを飼っていたのですが、12歳で亡くなってしまって。そのときの経験があまりにもつらかったので、二度と飼わないと決めていたんですけど……。

片川 室内で飼うようになってから、猫ちゃんの寿命はかなり延びましたからね。最近は20歳まで長生きする子もいるので、12歳だとちょっと早いと感じてしまうかもしれません。

藤 そうなんです。夫の母が保護猫活動をしているのですが、あるとき自宅に保護していたメス猫が、4匹の子猫を産んだんです。その子たちの動画を見せてもらったら、「かわいい!」って、マルにひとめぼれしちゃって。「2匹で飼ったほうがラクよ」と義母がすすめてくれたので、姉のオレオも一緒に引き取ったんですよ。

片川 それはいい選択でしたね。子猫を飼うなら、2匹で飼うのがベストです。うちの場合は、先住猫が1匹いるところに、後からもう1匹を引き取ることになったので、2匹の相性が合うかどうか、かなり心配だったんですよ。でも、きょうだい猫を最初から2匹一緒に飼うのなら、そんな心配も無用ですから。

藤 よかった〜。マルとオレオは仲良しですし、爪とぎもできる段ボールハウスなどを破壊したりしながら(笑)、2匹で楽しそうに遊んでいます。

片川 2匹いれば、じゃれあってストレスも発散できますし、「このくらい噛むと相手が嫌がるんだな」ということも自然と学習できるので好都合です。