50万部を突破した『お金の超基本』(朝日新聞出版)のヒットをきっかけとして、書店ではお金を取り扱う本が多く並ぶようになりました。その著者でファイナンシャル・プランナーの坂本綾子さんは「深い知識がなくても、相場に恵まれなくとも、普通に仕事や家事をしている中でお金は増やせる」と断言します。その意味で、リタイアや老後が見え始める40、50代のお金の増やし方には大事なポイントがあるそうで――。

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40代は必要資金を確認して今後の投資方針を考える

20代〜30代で積立預金や積立投資を始めたなら、40代にはある程度の残高になっているでしょう。投資先の評価額が変化するのを10年ほど体験し、金融や経済の知識も増えているはずです。

運用については今後の予定を見据えた上で、毎月の投資額を増やす、資産配分を変更する、課税口座も活用するなどを検討してもいい時期です。投資を始めていないなら、今後どうするかを考えます。

いずれの場合も、40代は働き盛りで仕事の収入が増える人が多い一方、子どもがいるなら教育費などの支出も増えます。次の3点を考慮してください。