福井大の2017年春の卒業(修了)生の就職率が過去最高の97・4%となり、複数学部を持つ卒業生1千人以上の国立大の中で10年連続トップとなった。

 教育情報を扱う東京の民間企業が、医科・歯科の単科大などを除く全国730の国公私立大を調査し、568大学から回答を得た。ランキングは週刊誌「サンデー毎日」で発表された。就職率は、卒業(修了)者から進学者を除いた人数に対する就職者の割合で、全国平均は87・8%。

 福井大の17年春の卒業(修了)生1251人のうち進学したのは352人で、就職は876人。就職率は前年より0・6ポイント上がった。福井大キャリア支援室は「医学と工学、教育と就職に強い学部構成に加え、まじめな学生が多い土壌がある。きめ細かく、粘り強い支援の積み重ねの結果でもある」と説明。「今後は就職はもちろん、さまざまな道に進む学生が、100パーセント満足できるよう支援していきたい」としている。

 国立大の2位は九州工大(福岡県)95・5%、3位は電気通信大(東京都)94・8%。公立、私立を含むと1位は金沢工大(石川県)97・7%で、福井大は2位だった。

 県内のほかの大学は、卒業生100人以上1千人未満の区分で福井県立大が96・5%の24位、福井工大は95・2%の58位、仁愛大が92・8%の116位だった。