福井県警察本部は、今年上半期(1〜6月)の交通事故の発生状況をまとめた。死者は21人、そのうち高齢者は11人で、ともに前年同期に比べ7人減った。自動車に乗っていて亡くなった7人全員がシートベルトを着けておらず、県警は着用徹底へ啓発や取り締まりを強化する。

 乗車中に死亡した7人の内訳は運転席6人、助手席1人。単独事故が6件で、車同士の衝突が1件だった。

 県警交通部の岩瀬繁雄管理官は「シートベルトを着けていれば一命を取り留めたとみられる事故がほとんど。シートベルトは着用が義務付けられており、徹底してほしい」と話している。

 また、死亡事故のうち歩行者は7人で、全て夜間(日没から日の出まで)に車にはねられた。7人のうち6人が高齢者だった。県警は夜間の事故防止へ、ハイビーム運転を実践するよう幹線道路での啓発活動を展開していく。

 自転車の死者は4人で、そのうち高齢者は3人。オートバイの死者は3人だった。

 高齢ドライバーが、過失の重い「第1当事者」だった死亡事故は4件で、前年同期の11件から大きく減った。

 上半期の事故総数は1万2145件で、前年同期比485件増。そのうち人身事故は784件で、112件減った。