2019年のゴールデンウイーク(GW)は、皇太子さまが新天皇に即位されることに伴い異例の10連休となる。福井県内の総合病院などは連休中に外来診察を受け付ける日を設けるなど、医療機関や行政はさまざまな対応を準備、検討している。

 ■開庁日の検討も

 10連休に関し、市民生活の面で関心が高いのが家庭ごみの収集だ。福井市は普段週2回の「燃やせるごみ」を、少なくとも週1回は集める。「燃やせないごみ」や「プラスチック製容器包装」などは通常通り祝日も収集する。

 市清掃整備課の担当者は「これまでのGWと同様、市民サービスへの影響を考えての対応。連休明けの大量のごみ出しを未然に防ぐ狙いもある」と説明。坂井、敦賀市などでも収集の休止は最小限に抑える方針のようだ。

 市や町の窓口業務については普段の土日祝日と同様、住民異動の手続きや証明書の発行はできない。ただ、連休が異例の長さであることを考慮し、福井市では特別に開庁日を設けることも今後検討していくという。出生や死亡など戸籍関係の届け出は時間外窓口で受け付けるが、改元の5月1日は縁起の良さから多くのカップルが婚姻届を提出する可能性があるため、臨時窓口の設置についても今後の検討課題としている。

 ■急患はセンターへ

 県医師会によると、総合病院などは長期間の休診による医療サービス低下を防ぐために、各病院とも連休中に少なくとも1日は一般、専門ともに外来診察を受け付ける。大中正光会長は「患者さんが困らないように診療してほしいとお願いしている」と話す。

 県地域医療課などによると、急患の場合は普段の土日祝日とほぼ同様で、内科や小児科、整形外科は各地の急患センターや当番医が対応してくれる。救急医療も通常通りの受け入れ態勢だ。