遊覧船乗り場となっている福井県おおい町成海の桟橋で23日、20代の男女による結婚式が開かれた。辺りに穏やかな若狭の海が広がる中、永遠の誓いを交わした。親族や友人約40人から祝福を受け「思い出の場所としてずっと記憶に残る。また訪れたい」と笑顔を見せていた。

 式を挙げたのは新郎の松本倫さん(21)と新婦の恭佳さん(20)=ともに京都府舞鶴市。

 海が好きだという恭佳さんの「海のそばで挙式したい」という思いがきっかけ。あちこちを見て回った結果、「一目ぼれした」と同町成海に決めた。近くにあるホテルうみんぴあで相談したところ、式を桟橋で行うことになった。同桟橋は町の施設で、結婚式に使われたのは初めて。

 桟橋の床は木調で純白の屋根が全体を覆い、式場の雰囲気にぴったり。大島半島に囲まれた若狭の海が一望でき、青葉山も遠望できる絶好のロケーションとなっている。

 この日は連日の猛暑から一転、薄曇りの穏やかな天候となった。式ではバージンロードからウエディングドレス姿の新婦が登場。2人は牧師を前に誓いの言葉を述べた。式の後、参加者は青戸クルージングの遊覧船に乗り込み湾内を巡った。

 2人は「海に囲まれすごく良かった」と話していた。町の担当者は「おおいの海を気に入ってくれてうれしい。今後も挙式の希望があれば応えてきたい」と話していた。