福井県福井市は5月13日、市内の50代男性がはしかに感染したと発表した。発熱や発疹などの症状で市内の医療機関に入院しているが、症状は回復しているという。県内で感染が確認されたのは2018年10月以来。

 市によると、男性は4月下旬から5月上旬までベトナムに滞在しており、現地で感染したとみられる。5月5日に発症し、11日に市内の医療機関に入院。市保健所の検査で13日、麻しんウイルス陽性が確認された。

 男性は5日午前7時20分〜同8時半ごろに関西空港第1ターミナル、7日午前11時〜正午に福井市役所保険年金課を利用している。公共交通機関の利用はないとしている。

 市は、同ターミナルや同課を男性と同じ時間帯に利用した人で、はしかが疑われる症状が現れた場合、事前に医療機関に連絡してから受診することを求め、その際は公共交通機関の利用を避けるよう呼びかけている。

 麻しんウイルスの空気中の生存期間は2時間以下とされている。感染すると約10〜12日後に発熱、風邪のような症状が2〜4日続き、その後、高熱とともに発疹が出て、口の中に粘膜疹が現れる。