ちょっとした手土産にぴったりで、おもたせとして自分自身もいただきたくなるような福岡の注目スイーツをご紹介する「福岡おもたせスイーツ」。今回ご紹介するのは、福岡市博多区にある『明月堂』さんです。

 

今回は川端商店街の中にある「明月堂 川端店」に伺いました。

 

明月堂といえば、みなさんご存知「博多通りもん」のお店。福岡といえば通りもん!と言っても過言ではないほどの有名なお饅頭で、全国的にも大人気のお饅頭です。

 

しかし、明月堂には通りもん以外にもおいしいお菓子がたくさんあるのをご存知でしょうか? 今回は知られざる明月堂名菓をたっぷりご紹介します!

 

 

 

明月堂といえばやっぱり「博多通りもん」

明月堂の名菓といえば、やっぱり通りもん。川端店に来るお客さんの約8割の方が購入されるんだそう。そんな通りもんが誕生したのは今から30年前のこと。

 

 

1985年頃、それまで人気だった饅頭をはじめとする和菓子の販売をやめ、博多西洋和菓子というコンセプトを確立した明月堂。次々と新しい商品が誕生するものの、なかなかヒットにはつながらなかったんだそう。そんな中、昔からの明月堂を知る馴染みのお客様たちから挙がったのが「なぜあのおいしかった饅頭をつくらないんだ」という声でした。

 

 

そこで、日本中の有名なお饅頭を徹底的に調べたうえで、

・日本中どこにもない饅頭を開発する

・日にちが経つほどに美味しくなる饅頭をつくる

・材料はできうる限りの最高のものを使う

 

この3つの条件のもと、新しいお饅頭の開発が始まりました。試行錯誤を重ね、ついに完成したのが通りもんというわけです。福岡名菓誕生の裏にはお店の方々の想像を超える努力があったのですね。

 

ちなみに、博多通りもん、という名前はもともとは違うネーミングの予定だったのだそう。日本一の人出を誇る祭り「博多どんたく」の原型である町人行列「通りもん」(現在のどんたく隊)にあやかり、急きょ「博多通りもん」に決まりました

 

 

そして、明月堂のお菓子が一度に楽しめる詰め合わせは、山笠をはじめ様々なシーンで唄われる「祝いめでた」の歌詞から”えいしょうえ”と名付けられています。

 

その他の商品にも博多にまつわる名前が名付けられているので、ぜひチェックしてみてください。新しい発見があるかもしれません。

 

 

 

通りもんの元祖!?「博多じまん」

そんな通りもんが誕生する前から明月堂の名菓として存在していたのが「博多じまん」というお饅頭です。お饅頭の生地は通りもんのようにやわらかく、中には白いんげん豆を加えて練り上げたあずきあんが包まれています。

 

 

初めて食べたときあまりのおいしさに衝撃を受けた博多じまん。博多はもともと饅頭発祥の地としても知られており、まさにそんな博多の地にふさわしいお饅頭。通りもんのおいしさはもちろんのこと、この博多じまんというお饅頭はもっと多くの人に知ってほしいお饅頭です。

 

 

 

海外の方に人気の”緑色”のお饅頭

そして、次に紹介するのが、緑色が印象的な「博多玉露まんじゅう」、「畔摘みもち」、「博多藪あん」の3つです。

 

川端店では海外の方に緑色のお菓子が大人気なんだそう。まずは、福岡八女の玉露を使った玉露まんじゅう。濃い緑色が特徴で、濃厚なお茶の味を堪能できます。

 

 

そして、畔摘みもちはよもぎが練り込まれたお餅に粒あんが包まれたお菓子。博多藪あんはうぐいすあんを薯蕷生地(山芋と米粉で作る生地)で包んだ、博多流のやぶれ饅頭です。どちらもお茶と相性のよい、ほっこりするどこか懐かしいお饅頭です。

 

 

他にも明月堂にはカステラや丸ぼうろなど、九州らしいお菓子もたくさん。店頭では、「今月のお菓子」として毎月ひとつお菓子がピックアップされて紹介されています。駅やお土産売り場だけでなく、ぜひ店舗でさまざまな明月堂のお菓子を楽しんでみてはいかがでしょうか。

 

 

 

店舗情報

明月堂 川端店

住所:〒812-0026 福岡県福岡市博多区上川端町5−104[map]

営業時間:9:30〜19:00

TEL:092-281-1058

定休日:1月1日

駐車場:なし

HP:http://www.meigetsudo.co.jp

 

著者:せせなおこ