舞鶴公園と大濠公園の一体的な活用を図っていくことで福岡県民・福岡市民らの憩いの場にしていくセントラルパーク構想。その隣接地に英国系高級ホテル『インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ』を核にした23階建の複合ビルが2029年末までに登場します。

 

23階建のホテル・オフィス・分譲マンションの複合ビルを建設、入札の落札額は133億円

【画像】フクリパ短信

画像提供:福岡財務支局

 

福岡を代表する桜の名所である福岡城跡がたたずむ舞鶴公園。
舞鶴公園平和台陸上競技場北側の道向かいに英国系高級ホテル『インターコンチネンタルホテルズ&リゾーツ』を核にしたオフィスや高級分譲マンションとの複合ビルが登場する。

 

 

具体的な建設場所は、福岡財務支局が競争入札を実施した福岡市中央区大手門にある福岡家庭裁判所跡地
同地は、福岡市都心の天神四つ角から西へ約1.5キロのところに位置し、ふくおかフィナンシャルグループ本社ビルの東隣となる。

 

 

今回の競争入札には、2グループが参加した結果、野村不動産・東京建物・西鉄・九電不動産の4社による企業グループが落札した。
入札に際しての開発条件として、「国際的なMICE誘致に資する都市機能としてのラグジュアリーホテル」「セントラルパーク構想と親和性の高い賑わい施設」「快適なビジネス環境を創出するオフィス」を求めていた。
落札した企業グループでは、約5,133平方メートルの敷地面積に地下1階・地上23階建、延べ床面積48,400平方メートルの複合ビルを建設する計画だ。
なお、今回の入札における契約金額は、約133億円となっている。

 

福岡財務支局は、北部九州(福岡、佐賀、長崎の3県)における財務省の総合出先機関として、財政や国有財産に関する業務を手掛けると共に、金融庁からの委任による金融機関の検査・監督なども実施している。

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出典:福岡財務支局『二段階一般競争入札による入札結果一覧表(令和6年1月18日開札)』

 

 

セントラルパークの〝賑わいをつなぐ〟〝緑でつながる〟複合ビル

【画像】フクリパ短信

画像提供:福岡財務支局

 

野村不動産・東京建物・西鉄・九電不動産の4社からなる企業グループが建設する複合ビルでは、福岡県と福岡市が手掛けるセントラルパーク構想を踏まえた建物となっている。
1階には、セントラルパークの賑わいをつなぐ200平方メートルの緑とアートの広場空間を設ける。
そして、2階には、セントラルパークと緑でつながる眺望テラス(200平方メートル)を整備する予定だ。

 

2階〜3階には、快適なウェルビーイングオフィスを設けることで多様な企業の入居を図っていく。
4階〜9階には、福岡初進出となる英国系高級ホテル『インターコンチネンタルホテル&リゾーツ』が開業する。
ホテルフロアの延床面積は13,000平方メートルとなっており、全117室のうち9室はスウィートルームだ。

 

 

そして、10階〜23階の31,000平方メートルは、1LDK4LDKの全255戸の高級分譲マンションとなっている。
建設する複合ビルについては、2029年末までの完成を予定しており、2030年第1四半期である1月〜3月での開業を目指すとしている。

 

 

物件概要

所 在 地/ 福岡市中央区大手門1丁目114 番1
用  途/ オフィス・ホテル・分譲マンション
事業主体/ 野村不動産・東京建物・西鉄・九電不動産の4社による企業グループ
階  数/ 地下1階・地上23
敷地面積/ 5,133.39
延床面積/ 48,400
   / 2029年第4四半期予定(2030年第1四半期開業予定)
   / 国有地の二段階一般競争入札による入札を実施

 

 

参照サイト

財務省福岡財務支局
https://lfb.mof.go.jp/fukuoka/

 

二段階一般競争入札による入札結果一覧表(令和6年1月18日開札)
https://lfb.mof.go.jp/fukuoka/kanzai/pagefkhp00300005.html

 

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著者:近藤 益弘