政府は、新型コロナウイルスの国内流入を抑えようと、入国・帰国者の総数に上限を設けている。現在、観光を目的とした外国人の入国は認められておらず、あくまでビジネス関係者や留学生などが対象。
しかし、経済活動を加速させる要望が高まり、政府は上限を2万人程度に引き上げる方針。
外務省によると、入国対象者は当面、現状通りとする方向だが、政府は観光客の入国も団体ツアーから始めて段階的に広げることも想定している。

観光業界からは早くもインバウンドの再開を期待する声が上がっている。
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福島県会津若松市の『BLack・HoLe』
渡部さち子さんは、もともと喫茶店を経営していたが、4年前に民泊事業をスタート。年間180日を上限に、これまでに中国やドイツ、イタリアなど32カ国から約100人の外国人観光客を受け入れてきた。

鶴ヶ城や飯盛山、猪苗代湖などは人気も高く、1泊4500円という価格から春と秋の観光シーズンには、定員の15人に迫る人数が宿泊したという。
しかし新型コロナの影響で、2020年12月以降 観光を目的とした外国人の入国が認められなくなり、民泊事業の継続は危機的な状況に追い込まれた。

BLack・HoLe 渡部さち子さん:「お客様に喜んでいただけることが、生きがいでした。いらっしゃらないので、そういうものを求めている自分がいるので、さみしかったです。すごく」

それでも渡部さんには、アフターコロナを見据えて準備を進めたことがあった。
宿泊スペースはこれまで大部屋だったが、仕切りを設置し個室化することで、感染対策をとった。個室に改装したことで定員は7人になったが、渡部さんは一日でも早い外国人観光客の入国再開を待ち望んでいる。

BLack・HoLe 渡部さち子さん:「今までほどでなくても、やっぱり来てもらえれば励みになります。生きがいにもなります。それを期待しています」