ヤクルト戦力外・風張は12球団合同トライアウトを経てDeNA入りした

 DeNAは21日、横浜市内の球団事務所で前ヤクルトの風張蓮投手の入団記者会見を行った。背番号は「64」。ヤクルトから戦力外通告を受けて、12球団合同トライアウトを経ての入団。風張は「1度は終わった身ですので、吸収できるところは吸収して新しい自分を作っていきたいと思います」と語った。

 風張は18年にリリーフとして53試合登板、防御率4.37を記録。7日の12球団合同トライアウトでは打者3人に対して無安打2奪三振の好投を見せていた。会見に同席した三原一晃球団代表は、14年ドラフト2位でプロ入りした27歳右腕を、どう期待しているのか。

「プロスカウトがトライアウトを見て、(プロスカウトの)2人とも『自信を持って風張投手を取ろう、取りたい』と言っておりました。(風張は)やはり体が強くて真っすぐが非常に力のある投手。我々のチームの中でいうと、武藤選手が復活を遂げてチームの力になっている。彼のような活躍を期待している」

 武藤は17年オフに中日から戦力外通告を受けてDeNA入り。18年以降は中継ぎとして20試合以上に登板し、今季はオープナーを務めるなど21試合登板した。三原球団代表は「中継ぎで期待しています。セットアッパー? もちろんです」と勝利の方程式に入るような活躍を期待した。

 風張は「体が強くて1年間投げられるということが一番のストロングポイントだと思っています。良かった時の真っすぐを投げられてますし、まだ若いので、これからどんどん成長できると思っている。中継ぎでもどんな場面でも、与えられた仕事を精一杯やりたいと思っています。ヤクルト時代は先発をやっていたので、そこを任されても全然出来るぞ、というアピールができればと思っています」と意気込みを語った。4位から巻き返しを目指すDeNAの力となりたいところだ。(小谷真弥 / Masaya Kotani)