最速163キロのロッテ佐々木朗は1、2軍で登板はなし

 コロナ禍で異例のシーズンとなった2020年。現状、2021年はセ・パ交流戦も行われ通常シーズンの143試合で開催される。

 2020年も多くの実績ある選手たちが現役を引退し、高卒選手たちも1軍でデビューを飾った。毎年のように新星が現れる昨今の球界を背負って立つ選手は一体誰になるのか。ここでは2020年のブレークが期待され、また、新たな時代の球界を背負って立つであろう、まだ10代の若手を厳選した。

○佐々木朗希(ロッテ)
 球界、ファンから大きな期待を寄せられるのが2019年のドラフト1位指名で4球団が競合した佐々木朗。最速163キロの直球が最大の魅力でルーキーイヤーの今季は主に1軍に帯同しながら調整したが1軍、2軍での登板はなかった。一回り体も大きくなった将来のエース候補は2021年にベールを脱ぐのか、注目だ。

○奥川恭伸(ヤクルト)
 佐々木朗と共に注目を浴び2019年のドラフト1位指名で3球団が競合。2軍では7試合に登板し1勝1敗、防御率1.83の成績を残し、11月10日の広島戦では2回0/3、9安打5失点ながら1軍デビューを果たした。150キロを超える直球とスライダーを武器に来季は開幕ローテ入りにも期待がかかる。

○森敬斗(DeNA)
 2019年のドラフト1位で入団したスター候補。2軍では58試合に出場し打率.210、2本塁打13打点だったが10月27日の巨人戦で1軍デビューを飾ると左翼フェンス直撃二塁打を放ちファンの度肝を抜いた。走攻守で高いポテンシャルを誇り高卒2年目の来季は「1番・遊撃」を狙っていきたい。

阪神は西純、井上と投打でスター候補、楽天黒川は2軍で打率.297をマーク

○西純矢(阪神)
 今季はウエスタン・リーグで11試合に登板しチームトップとなる4勝をマークし経験を積んだ。まだまだ荒削りな部分もあるが1軍デビューに向け着実に成長。チームは日米通算95勝のチェン、韓国の20勝右腕アルカンタラが加入し熾烈な1軍争いになるが春季キャンプで猛アピールしたいところだ。

○井上広大(阪神)
 2019年ドラフト2位で入団した和製大砲候補。2軍ではリーグ2位の9本塁打を放ちシーズン終盤に1軍昇格を果たし打率.091もプロ初安打もマークした。自慢の長打は誰もが認める部分だが、課題は打撃の確実性だろう。近本、糸井、新助っ人ロハスJr.ら強力な外野陣の輪に入れるか。

○石川昂弥(中日)
 高卒1年目の今季は1軍で14試合に出場し打率.222、0本塁打1打点。2軍では打率.278、3本塁打24打点と結果を残した。和製大砲として期待されるが主に守った三塁には高橋周が君臨しており高い壁を乗り越える必要がある。自慢の打撃でアピールできれば三塁以外でも出場機会が増えそうだ。

○黒川史陽(楽天)
 智弁和歌山時代は1年夏から春夏5度の甲子園出場を誇る逸材は今季はオープン戦でも1軍に帯同し2軍では57試合に出場し打率.297、6本塁打31打点と好成績を残した。9月に1軍デビューを果たし初安打をマークするなど経験を積み、来季は一気にレギュラー奪取が期待される。

○宮城大弥(オリックス)
 2019年のドラフト1位で入団し2軍では6勝をマークしウエスタン・リーグの最多勝利投手賞を獲得。しっかりと下地を作りシーズン終盤に1軍に初昇格し先発で3試合に登板し1勝1敗、防御率3.94とプロ初勝利もマークした。右打者の内角を突く直球は威力があり来季は先発ローテ入りを目指したい。(Full-Count編集部)