4年連続日本一に輝いた昨季終盤のオーダーがベースに

 2020年は3年ぶりにリーグ優勝を果たし、4年連続の日本一となったソフトバンク。ポストシーズンは昨年から16連勝、日本シリーズは一昨年から12連勝とし、名実ともに常勝軍団としての道を歩んでいる。

 2021年はリーグ2連覇と5年連続日本一を目指すシーズンとなる。昨季は栗原陵矢、周東佑京が台頭。今季に向けて大きな補強はしておらず、現有戦力の底上げを図ることになる。

 そんな今季のソフトバンクのスタメンは以下のようになると予想する。

1(二)周東佑京
2(一)中村晃
3(中)柳田悠岐
4(左)グラシアル
5(右)栗原陵矢
6(指)デスパイネ
7(三)松田宣浩
8(捕)甲斐拓也
9(遊)今宮健太
(開幕投手)千賀滉大

 昨季は開幕から栗原がレギュラーを奪い取り、1年を通して活躍。日本シリーズMVPにも輝き、打線に不可欠な存在となった。シーズン後半には周東がチームにとって課題とされた1番の座に定着。終盤は圧倒的な強さを見せただけに、その時のオーダーが基本オーダーになりそうだ。

 昨季は今宮が故障離脱していた影響で、遊撃手は川瀬晃や牧原大成、周東らが守って穴を埋めた。リーグ優勝を果たしたものの、今宮の守備力の高さを改めて感じさせる部分もあった。故障が癒えれば、再び遊撃の座に戻ってくることになるだろう。

 注目ポイントとなりそうなのは昨季加入しながら結果を出せなかったバレンティンと、松田に追いつき、追い抜く若手が出てくるかという点。バレンティンは昨季大不振に喘ぎ、期待に応えられず。加入2年目となる今季こそ結果を残したいところだが、現状ではポジションはない。キャンプ、オープン戦からアピールし、出場機会を掴まなければならないだろう。

 近年ソフトバンクの課題とされているのが世代交代。昨季は内川聖一(ヤクルト)に替わるように栗原が台頭したが、次に台頭が期待されるのが“ポスト松田”。その筆頭候補となりそうなのが、リチャードだ。昨季はウエスタン・リーグで2冠王。そのパワーと飛距離はすでに球界屈指でその精度に磨きをかけたい。まだまだ松田の壁は高いが、ベテランの松田を凌ぐだけの実力を示せば、ソフトバンクはまたさらに強くなりそうだ。(Full-Count編集部)