ヤクルトの大ベテラン石川は200勝まで27勝

 コロナ禍で激動のシーズンとなった2020年のプロ野球は藤川球児氏、岩隈久志氏、吉見一起氏らベテラン選手たちが現役を引退した。現役通算でトップを走る選手たちの顔ぶれも変わってくる2021年開幕時点での投手部門の主な成績の5傑を見ていく。

○登板数
1 宮西尚生(日本ハム) 734
2 増井浩俊(オリックス) 534
3 益田直也(ロッテ) 526
4 石川雅規(ヤクルト) 487
5 谷元圭介(中日) 451

 現役最多だったヤクルト・五十嵐をはじめ、阪神・藤川や楽天・青山らが引退。昨季に前人未踏の350ホールドを達成した宮西が現役最多に立ち、ダントツの734試合。2位の増井とは200試合離れている。リリーバーが上位に名を連ねる中、4位には先発として41歳シーズンを迎える石川が入った。

○勝利数
1 石川雅規(ヤクルト) 173
2 涌井秀章(楽天) 144
3 和田毅(ソフトバンク) 138
4 内海哲也(西武) 134
5 岸孝之(楽天) 132

 大ベテランの石川が通算200勝まであと27勝と迫っている。2位は昨季最多勝のタイトルを獲得して11勝を積み上げた涌井。さらに3位には昨季8勝を挙げた和田が続いている。それぞれの投手が今季いくつ上乗せできるかも注目だ。

完投数の現役トップは西武の松坂、日本復帰後は完投なし

○完投数
1 松坂大輔(西武) 72
2 涌井秀章(楽天) 59
3 金子弌大(日本ハム) 43
4 岸孝之(楽天) 40
5 和田毅(ソフトバンク) 38

 西武の松坂が現役ではダントツ。すべてはメジャー挑戦前に積み重ねた数字で、2015年の日本復帰後は完投はない。昨季は手術の影響で1軍登板なし。今季は復帰が期待されるが、年齢的にも完投は難しい状況か。

○セーブ数
1 サファテ(ソフトバンク) 234
2 山崎康晃(DeNA) 169
3 増井浩俊(オリックス) 163
4 松井裕樹(楽天) 141
5 増田達至(西武) 136

 NPB通算243セーブを挙げた阪神・藤川が昨季限りで引退。代わってトップには234セーブでサファテが立ったが、股関節の手術を受けて2年連続で登板なし。今季の去就も不透明になっている。2位の山崎は昨季不振にあえぎ、2軍落ちも経験しただけに、復活が期待される。

○奪三振
1 涌井秀章(楽天) 1798
2 岸孝之(楽天) 1747
3 金子弌大(日本ハム) 1688
4 石川雅規(ヤクルト) 1653
5 和田毅(ソフトバンク) 1640

 トップ2は楽天の右腕が拮抗している。昨季最多勝に輝いた涌井が現役トップとなっている。岸とともにチームの中心で、まだまだ今季も積み上げてきそうだ。昨季1勝に終わった金子が3位で、大ベテランの石川、和田と続いている。(Full-Count編集部)