2017年の第4回WBCで見せた回転数は2020年のメジャー平均を超える数値に

 巨人からポスティング申請し、メジャー移籍を目指す菅野智之投手。メジャー球団との交渉期限は7日(日本時間8日)と決着間近となっているがMLB公式サイトは「なぜトモユキ・スガノは大きなピックアップになり得るのか」とのタイトルで日本人右腕を大特集している。

 巨人、そして日本のエース・菅野の動向が米国でも大きな話題となっている。NPB通算101勝をマークした右腕をMLB公式サイトは「今オフのFA選手の中で、最高の先発投手の1人になり得るポテンシャルを持っている」と言及し「スガノについて知っておくべきこと」を紹介した。

 まずは球種に注目。セイバーメトリクスの指標を用い分析などを行う株式会社DELTAのデータを基に分析し、主に速球、スライダー、スプリット、カーブの4種類が軸となり「速球とスライダーはそれぞれ2種類を投げ分け、フォーシームとツーシーム、落ちるスライダーとカッターに分類できるハードなスライダーの2種類を投げ分ける。また、卓越した制球力とマウンドさばきで知られている」と評価している。

 2度の沢村賞、MVP、3度の最多勝、4度の最優秀防御率など日本で数々のタイトルを獲得した右腕の実績も振り返り日本球界からメジャー移籍した当時のダルビッシュ有、田中将大と比較。奪三振率、防御率では2人に僅かに劣るが「BB%(対戦打者に占める与四球の割合)ではスガノが一番いい数値だった」と制球力に注目し、先発ローテに確実に入ってくることを指摘した。

 また、2017年の第4回WBCでは米国相手に6回3安打1失点の好投を見せたことも評価し、当時のスタットキャストのデータではストレートの平均回転数が2513回転、カーブの平均は2859回転で最高では3079回転に達し「ともに非常に高いスピンレートを見せつけた」と指摘。2020年のメジャー平均はストレートが2306回転、カーブは2533回転だったことを言及し「高い速球とカーブの回転数は投手にとって良いサインであることが多い」と、メジャー平均を超える菅野の数値を評価していた。(Full-Count編集部)