中村自身は若手時代に体重100キロから92、93キロに絞るも「すぐにリバウンドした」

 西武の中村剛也内野手が22日、埼玉・所沢市内の球団施設で自主トレ後、オンライン会見に応じた。昨年は8月に熱中症と右手首への死球に見舞われ、その影響もあって79試合出場で打率.213、9本塁打、31打点に終わった。オフの契約更改では1億3000万円減の今季年俸2億2000万円(金額は推定)に。それだけに、「試合に出ないと面白くないし、給料も下がるし、なんもいいことない。レギュラーを目指して頑張ります」と独特の表現で再起を誓った。

 昨年の春季キャンプは右ふくらはぎの張りで終始B班(2軍)で過ごしたが、今年はA班(1軍)スタート。「去年の自主トレでケガをしちゃったんで、今年は徐々には思っています。(右手首は)だいぶ良くなってきた。今季に持ち越さないようにやっています」とまずは慎重な姿勢を示した。

 今季も栗山と並ぶチーム野手最年長だが、昨年外野と掛け持ちで三塁も守ったコーリー・スパンジェンバーグ内野手は、コロナ禍で来日のメドが立たず。“ポスト中村”候補として期待されるドラフト1位ルーキー・渡部健人内野手(桐蔭横浜大)も右肩痛でキャンプB班スタートとなった。中村は開幕からフルスロットルでの働きが期待される状況だ。

 同じ“ポッチャリ系”で、山川を経て「おかわり3世」とも呼ばれる渡部との共演が注目されるところ。渡部の新人合同自主トレを見た印象を、「強い打球を打っているし、遠くへ飛びそう」と評した。今月6日の入寮時の体重が118キロだった渡部に対し、中村は「俺が高校からプロに入った頃の体重は100キロくらいだったから、俺の方が細い。向こうの方が大学を出ているし、ドラ1だし(中村は大阪桐蔭高からドラフト2位入団)、上なんじゃないですか?」と笑わせた。

「俺はプロ2〜3年目の夏場に、室内練習場で死ぬほどバットを振って汗をかいて、1か月で100キロから92〜3キロまで絞ったことがあったけれど、すぐにリバウンドした」と自身の体験談を披露し、「今のままやっとけばいいんじゃないですか?」と自然体を勧めていた。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)