キャッシュマンGM「彼は素晴らしいチームメートで、偉大なヤンキーだ」

 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMが29日(日本時間30日)、オンライン会見に応じ、FAとなって楽天復帰が決まった田中将大投手に対して感謝。「我々にとっては大きな損失だが日本にとっては大きなこと。彼がここにいた時の努力に感謝し、日本での活躍を祈っている」などと述べた。

 田中は2014年にヤンキースに移籍。6年連続で2桁勝利を挙げるなど名門を支えた。キャッシュマンGMは「マサヒロ・タナカに感謝したい。彼は、素晴らしいヤンキーだ。我々が彼と契約出来たとき、彼は、世界で最も偉大な投手の1人で、最初の肘のエピソードが起こるまで、彼は大成功を収めた」と強調した。

 チーム内でも信頼の厚かった右腕について「品格と高潔さを持った彼を失ったことは大変寂しいことだ」とコメント。田中がメジャー復帰を決断した際に再契約の可能性を問われると「私が言えることは、彼があの契約を全うしたということ。彼は素晴らしいチームメートで、偉大なヤンキーだ。彼は、我々が向かいたいところにたどり着くために、出来ること全てをやってくれた」と述べるにとどめた。

 ヤンキースは今オフ、レンジャーズからFAとなっていたコーリー・クルーバー投手と、パイレーツの先発投手ジェイムソン・タイヨン投手を相次いで獲得。キャッシュマンGMは「結局、20201年のシーズンにとっては、これがベストの道だと思った」「1人分の価格で2人を獲得できれば、セオリー上は、多分、それがより良い戦略である」などと述べた。

 また、アーロン・ブーン監督もオンライン会見で田中に言及。直接、連絡を取ったといい「(タナカのような)このチームにとって本当に重要な人を失うときは、感情的になる。マサの監督であったこと、チームメートであったことを光栄に思っている。彼がヤンキースで素晴らしいキャリアを築いたことは明らかだ。彼を失ってみんな寂しく思っている。日本に戻って彼は大きな成功を収めることだろう」とエールを送った。(Full-Count編集部)