昨季の平均年俸は162試合制で開催された場合、約4.1億円だった

 メジャーリーグで選手の平均年俸が3年連続でダウンしたことが分かった。昨年は新型コロナウイルス感染拡大の影響で60試合の短縮開催だったが、MLB選手会によると、通常の162試合制で開催されていても389万ドル(約4億1000万円)で、2019年の405万ドル(約4億2700万円)から4.2%ダウンになった。AP通信が伝えている。

 MLB選手会の調査によると、2017年の平均年俸は410万ドル(約4億3300万円)で、翌18年から下落に転じた。短縮開催となった昨季、選手が得たのは162試合制で受け取るはずだったうちの37%で、実際の平均年俸は159万ドル(1億6800万円)に。これは1998年以降では最低の水準だという。

 選手会は1967年から選手の平均年俸額を算出している。リーグ最低保証年俸は昨季56万3500ドル(約5940万円)となっており、一昨年の55万5000ドル(約5860万円)から上昇していた。

 昨年はゲリット・コール投手やスティーブン・ストラスバーグ投手、アンソニー・レンドン内野手らが大型契約を締結した年だった。一方で、選手会の調査対象者は2019年の988人から1087人に増加した。

 昨季開幕前はアクティブロースターが25人から26人に増えることが決まっていたが、結局コロナ禍により28人に増加。これにより、メジャー最低保証年俸に近い金額の選手が増えたことが、平均年俸額減少の一因だった可能性が考えられると記事は指摘している。(Full-Count編集部=AP)