右肘手術から復帰のエース・大瀬良が3年連続3度目の開幕投手

 3月26日のシーズン開幕まで1か月を切り、各球団の戦力状況が明らかになりつつある。主力は調整の最終段階に入り、開幕1軍入りを目指す選手はアピールのラストスパートを迎える。チームの開幕ダッシュに向け、重要になってくるのが先発投手の開幕ローテーション。オープン戦での結果次第で状況は変わるものの、現時点での各球団の6枚を占ってみたい。今回は、2年連続Bクラスから巻き返しを狙う広島を取り上げる。

○開幕ローテ予想(昨季成績)
大瀬良大地(11試合5勝4敗、防御率4.41)
森下暢仁(18試合10勝3敗、防御率1.91)
九里亜蓮(20試合8勝6敗、防御率2.96)
遠藤淳志(19試合5勝6敗、防御率3.87)
野村祐輔(13試合6勝3敗、防御率4.58)
中村祐太(8試合3勝4敗、防御率2.31)

 昨年9月に右肘を手術した大瀬良が順調に回復し3年連続3度目の開幕投手に決まった。キャンプは2軍スタートで調整を続け1軍に合流すると2月28日の日本ハム戦では3回2安打無失点の好投を見せた。カープがAクラス争いを繰り広げるためにはエースの完全復活が必要不可欠になる。

 ルーキーイヤーの昨季に10勝を挙げ新人王を獲得した森下も当確といっていいだろう。大瀬良が登板した2月28日の同戦では6回から4番手で登板し3回3安打1失点。最速148キロをマークするなど現状では不安要素を感じさせない調整を続けている。昨季チーム最多となる130回2/3を投げ8勝を挙げた九里も先発の柱として期待がかかる。

 その他には昨季に開幕ローテ入りを果たし今季は高卒4年目のシーズンを迎える遠藤、昨季は3勝ながら防御率2.31の成績を残した中村祐、そして昨季のシーズン終盤に右鎖骨下静脈血栓症除去の手術を受けた野村の復活も期待したいところだ。矢崎拓也、テイラー・スコット、左腕の床田寛樹らもローテ入りをかけオープン戦で結果を残したい。(Full-Count編集部)