前日の雨天中止を受けて問い合わせ殺到、静岡にもマー君人気

■楽天 – DeNA(オープン戦・14日・静岡)

 静岡でもマー君人気が炸裂した。楽天に8年ぶりに復帰した田中将大投手は、先発予定だった13日のDeNAとのオープン戦(静岡)が雨天中止となり、翌14日の同カードにスライド登板。前日からファンからの問い合わせが殺到し、内野席の前売り約7200枚が完売したことから、開放する予定でなかった外野席にも急きょ観客を入れることを決めた。この日も午前中から約1000枚の当日券を求めて長蛇の列ができ、約1時間で完売した。

 9日から18日まで静岡草薙球場に腰を据え、10日間でオープン戦9試合を主催する予定の楽天。12日と13日のDeNA戦は続けて中止となっていた。同球場の収容人数は2万1656人。コロナ禍を考慮して50%を上限としているが、これまでは外野席には観客を入れず、9日から11日までのロッテ戦3試合の動員数は、1114人、1294人、1503人にとどまった。

 同球場は、日本にプロ野球リーグが誕生する以前の1934年11月20日に日米野球が開催された舞台。当時17歳の沢村栄治氏が先発し、ルー・ゲーリック氏にソロ本塁打を打たれ0対1で惜敗したものの、ゲーリック氏やベーブ・ルース氏から9三振を奪う快投を見せた伝説が残っている。当日券売り場の近くには、沢村氏とルース氏の像が設置されている。(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)