早大の先発・徳山は6回まで無失点も7回に制球を乱し3失点

 東京六大学春季リーグ戦が10日、神宮球場で開幕。第1試合は早大と東大が対戦し、昨秋からの連覇を狙う早大が6-5で東大に勝利した。東大は終盤に1点差まで迫ったが、あと一歩及ばなかった。

 早大は初回、1死一、三塁で4番・岩本久重捕手(4年)が右中間を破る2点適時打を放ち先制。4回には7番・熊田任洋内野手(2年)が右翼席へ飛び込む2ランを放つなど3点を追加した。5回にも蛭間拓哉外野手(3年)が左翼席へのソロを放った。

 一方、先発の徳山壮磨投手(4年)は6回まで3安打無失点と好投するも、7回に突如制球を乱し、押し出し死球を含む4四死球で3失点。8回にリリーフした飯塚脩人投手(2年)、原功征投手(3年)も四死球が絡み2失点。その後マウンドに上がった山下拓馬投手(4年)がなんとか後続を断ち切ったが、早大としては後味の悪い勝利となった。

 試合後、ロッテなどで活躍した早大・小宮山悟監督は投手陣に「しっかりとした投球をできるようにと、オープン戦も嫌というほど投げさせておいてこの体たらく。次はこういうことがないようにと思っています」と険しい表情だった。

 8回からマウンドに上がった飯塚はリーグ戦初登板も四球から2本の適時打を許し2失点とホロ苦デビュー。2019年選抜高校野球大会で習志野高を準優勝に導いた右腕について小宮山監督は「(初登板して)いい経験を積んだということで、同じような醜態をさらすことはないと思う」と次回以降の投球に期待した。(上野明洸 / Akihiro Ueno)