牧の7番起用など打線改造も泥沼10連敗「みんな何とかしようとしている」

■中日 1ー0 DeNA(22日・横浜)

 DeNAは22日、中日に0-1で今季4度目の完封負けし、2年ぶりの10連敗を喫した。12戦勝ちなしで、8日の中日戦(バンテリンドーム)を最後に2週間白星なしの厳しい戦い。浮上の光がなかなか見えてこない。

 両軍無得点の9回2死一塁、遊撃・柴田が木下拓の中堅へ抜けそうな打球を好捕したものの一塁へ悪送球。ボールが右翼付近を転々とする間に一塁走者・高松が一気に本塁へ滑り込んだ。痛恨のタイムリーエラーが決勝点。三浦監督は「みんなが何とかしようとしたプレー。みんな一生懸命やったプレー」と責めることはなかった。19年4月以来の10連敗。やはり打線の不振が大きく響いている。

 開幕から主にクリーンアップで牽引した新人・牧を7番に下げた。ここ3試合2番だった宮崎を6番に起用。打線をイジったが、散発4安打と不発だった。三塁も踏めずに今季5度目の無得点試合。三浦監督は「(牧は)疲れで状態も落ちてきている。7番に組み替えただけです。(外国人は)徐々に上げていくところ。(打線は)全体的に疲れがあるかなと思います。それでも何とかしないといけないんだけど」と声を絞り出した。

 昨季の首位打者・佐野は開幕から不動の4番を任されている。この日は3回2死二塁で二ゴロ。得点圏打率.136、3打点と苦しんでいるが、三浦監督は「4番ですから。そう簡単には動かさないです」と明言。試合前には三浦監督が佐野に対して打撃投手を務めた。「みんな何とかしようとしている」。ここはキャプテン・4番の重責を背負う男の奮起を待つしかない。

 23日から阪神3連戦(甲子園)。「みんな声も出ている。毎試合必死に必死に戦っています。下を向かずに。明日も試合がありますから、それに向かってやっていくだけです」。勝ち星に勝る良薬はない。なんとしても一歩を踏み出したい。(小谷真弥 / Masaya Kotani)