1点ビハインドで迎えた9回に追いつき、延長タイブレークで勝利

■日本 7ー6 米国(2日・ノックアウトステージ・横浜)

 東京五輪の野球日本代表「侍ジャパン」は2日、米国代表と準々決勝を戦い、7-6で逆転サヨナラ勝ちした。延長タイブレークの末に、甲斐拓也捕手(ソフトバンク)が右翼フェンス直撃のサヨナラ打を放って劇的な勝利を飾って準決勝へ進出。次戦はイスラエル代表を破った韓国代表と4日に日韓戦を戦うことになった。

 侍ジャパンは3回に吉田正尚外野手(オリックス)、柳田悠岐外野手(ソフトバンク)の適時打で2点を先制。その直後に先発の田中将大投手(楽天)が3点を奪われて逆転を許したものの、その裏、2死二塁で坂本勇人内野手(巨人)が左翼フェンス直撃の適時二塁打を放って試合を振り出しに戻した。

 5回、3番手の青柳晃洋投手(阪神)が先頭のアルバレスに中前安打、オースティンにも中前安打を浴び、カサスには3ランを被弾。1死も取れないままに3点を勝ち越されたが、その裏、侍ジャパンは鈴木誠也外野手(広島)が今大会初安打となるソロ本塁打、菊池涼介内野手(広島)の適時内野安打で1点差に詰め寄った。

 6回からは4番手の千賀滉大投手(ソフトバンク)らリリーフ陣が米国に得点を許さず、1点ビハインドのまま、9回へ。1死から鈴木が四球を選んで出塁すると、浅村栄斗内野手(楽天)が右前安打を放って一、三塁にチャンスが拡大。柳田悠岐外野手(ソフトバンク)の二ゴロの間に鈴木が生還し、土壇場で同点に追いついた。

 試合は延長タイブレークへ突入。侍ジャパンは守護神の栗林良吏投手(広島)が無死一、二塁を無失点に切り抜けると、その裏、代打の栗原陵矢捕手(ソフトバンク)が犠打。走者を進めると、甲斐拓也捕手(ソフトバンク)が内野5人シフトを敷かれながら、右翼フェンス直撃の適時打を放って、劇的なサヨナラ勝ちを飾った。

 苦しみながらも大逆転でサヨナラ勝ちし、準決勝進出を決めた侍ジャパン。次戦はイスラエル代表を破った韓国代表と4日19時から対戦。この日韓戦に勝利すれば、決勝進出が決まり、銀メダル以上が確定する。(Full-Count編集部)