山井、福留と現役最年長投手、野手が在籍する中日

 ペナントレースもいよいよ終盤戦に差し掛かり首位、Aクラス争いも佳境を迎えている。シーズンの行方も気になるところだが、この時期は球界を支えてきたベテランたちの去就も気になるところ。ここでは各球団の主なベテラン選手たちの今季ここまでの成績を振り返り、現在地を探ってみる。(成績は12日終了時)

○中日・福留孝介外野手 44歳
72試合 打率.223(157打数35安打)、2本塁打13打点

○中日・山井大介投手 43歳
1軍出場なし
2軍 17試合7勝4敗、防御率4.11

 中日には球界最年長投手、野手が在籍している。今季から古巣に復帰した福留はスタメン、そして代打の切り札として1軍で活躍。打率こそ2割台だが、勝負強い打撃は健在。守ってもダイビングキャッチの好守を見せるなど、“動けるベテラン”としてもファンを喜ばせている。

 山井はここまで1軍登板はなく、ファームではチームトップの7勝をマークし先発としての準備。ただ、1軍の投手陣はリーグトップの防御率3.18と好調をキープしているだけに、出番が回ってこないが現状だ。

○オリックス 能見篤史投手 42歳
24試合0勝0敗、5ホールド2セーブ、防御率3.43

 阪神からオリックスに移籍し1軍投手コーチを兼任。シーズン序盤はリリーフとしてマウンドに上がる機会も多かったが、夏場以降は主にコーチ業がメインとなっている。貴重なリリーフ左腕であり、阪神で培った経験がV争いを続けるチームには必要になる。

○ヤクルト 石川雅規投手 41歳
9試合 3勝2敗、防御率2.40

 今シーズンは大卒投手としては史上初の20年連続勝利を達成した左腕。6月に3勝目を挙げてからは白星が遠ざかっているが、直近4試合では防御率1.23と好投を続けている。Aクラス争いを続けるチームのなかで“小さな大投手”は勝負所で力を発揮してくれるはずだ。

最後の“松坂世代”としてプレーを続けるソフトバンクの和田毅

○ソフトバンク 和田毅投手 40歳
17試合 5勝6敗、防御率4.38

 西武の松坂大輔投手が現役引退を発表し、最後の“松坂世代”として現役を続ける左腕。打ち込まれる場面もあったが、熟練の投球術は健在で前半戦は4勝をマーク。チームはBクラスと苦しい戦いが続いているが、ローテの一角として若い投手陣を牽引していきたい。

○ロッテ 鳥谷敬内野手 40歳
32試合 打率.170(53打数9安打)、0本塁打2打点

 シーズン序盤は1軍に帯同しスタメン出場もあったが、7月6日に2軍降格してから出番がない状況が続いている。通算2099安打を誇るヒットマンだが、2020年のロッテ移籍後は目立った活躍を残せていない。チームも首位を走っており井口監督がどのような起用法を見せるのか注目だ。

○阪神 糸井嘉男外野手 40歳
57試合 打率.237(76打数18安打)、3本塁打14打点

 今シーズンは主に代打としての起用が続いているが、後半戦の代打打率は.417と勝負強さを発揮している。また、王手をかけていた史上31人目の通算300盗塁も達成。近大の後輩ドラフト1位ルーキー・佐藤輝明外野手が抹消され、シーズン終盤は出番は増えそうな予感だ。(Full-Count編集部)