雨中の一戦、中断に備えて防水シートを準備していた整備員に退場処分…

■ヤンキース 4ー3 オリオールズ(日本時間16日・ボルティモア)

 選手や監督が退場処分を受けるのは、しばしばある光景。しかし、グラウンド整備員が退場を命じられるのは極めて異例だろう。15日(日本時間16日)にボルティモアで行われたオリオールズ-ヤンキース戦。雨天中断に備えて待機していた整備員の一団に対して通告した審判に、ファンから非難の声が上がっている。

 1点を追うヤンキースは9回表、1死二、三塁のチャンスを迎えていた。ぐずついた天気の下で行われた試合。雨天中断に備え、一塁側に用意された防水シートの後方に20人前後のグラウンド整備員が待機していた。しかしここで三塁塁審のティム・ティモンズ氏が突如血相を変え、ジェスチャーを交えて整備員に退場を宣告。整備員は全員小走りで右翼ポール際の出入り口から退出した。

 その直後に試合も天気も大きく動いた。空から強い雨が降り出し、打席のガードナーが逆転の2点適時打。NBCスポーツは「整備員が退場させられた直後に雨が降り出した」と指摘。以降、試合が終了するまでの5つのアウトは「どしゃ降りの中でプレーせざるを得なかった」とし、「試合が終わると、整備員たちはグラウンドに戻ることを許されシートを敷き始めた」と伝えている。

 FOXスポーツでは、退場場面を動画で投稿。ファンは「この審判たちは本当に馬鹿げている。整備員たちは嵐が来るのを知っていたから仕事をする準備をしていただけなのに」「彼(審判)は謹慎か降格処分を受けるべき」「ヤンキースに勝たせたかったんだな」「あの審判にシートを敷かせるべきだと思う」とティモンズ氏の判断を非難するコメントを寄せている。(Full-Count編集部)