2014年以降は大卒の即戦力投手を指名、山崎康晃と東克樹は新人王に輝いた

 10月11日に行われた「プロ野球ドラフト会議 supported by リポビタンD」では支配下で77人、育成で51人、計128人が12球団から指名を受けた。プロ入りしてしまえば、指名された順位は関係ない、とはいうものの、やはりドラフト1位はファンの期待も大きいもの。では、各球団の過去のドラフト1位はどれくらい育っているのか。球団ごとに過去10年の“ドラ1力”を検証してみよう。

 DeNAは2010年から投手10人、内野手2人を指名してきた。TBS体制だった10年の須田幸太投手は1年目の2011年にデビュー。16年には中継ぎとして自己最多62試合登板した。18年オフの退団後は社会人野球・JFE東日本に復帰した。新体制で最初の新人選手の1人となった11年の北方悠誠投手は1軍登板機会なしで14年オフに戦力外通告。ドジャース傘下などを経て今季はBCリーグ栃木に所属した。12年の白崎浩之内野手は14年に自己最多101試合出場。18年から昨季までオリックスでプレーした。13年の柿田裕太投手は1軍登板がないまま17年オフに退団した。

 14年以降は大卒の即戦力投手を指名。チームを支える戦力となっている。2014年の山崎康晃投手は18年から2年連続で最多セーブを挙げて球界を代表するクローザーに。15年の今永昇太投手は先発ローテとして活躍。19年に13勝を挙げてエースに成長し、左肘手術明けとなった今季は復活を予感させる投球を見せた。

 16年の浜口遥大投手、17年の東克樹投手、18年の上茶谷大河投手と1年目から1軍の戦力となった。19年の森敬斗内野手は高卒2年目の今季途中から1軍に定着。20年の入江大生投手は8月中に右肘の手術を受けて離脱したものの、開幕ローテ入りするなど力はある。球団では10年からの11年で山崎康晃と東克樹が新人王を受賞している。

 21年は阪神と競合した市和歌山高の小園健太投手。将来性のあふれる高校生投手を1位指名した。ドラフト1位で入団した多くの選手が結果を残す中、将来のベイスターズを背負う投手として期待したいところだ。(Full-Count編集部)